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ガスキャップ事件

今日はいよいよグランドサークル入りだ。これから3週間掛けてBryce, Zion, Monument Valley, Arches, Mesa Verde, Grand Canyon等を回る。さらにはWhite SandsやCarlsbadまで立ち寄る予定。手始めに今日はGoblin Valleyに寄り道してからCapitol Reefまで行くことにした。

が、いきなり困った事が判明。妻が荷物を車に積んでいると、「ガソリンタンクの蓋が開いているんだけど?」と指摘。驚いたことに、蓋は本当に開いていた。しかもタンクのキャップが無い!しかしタンクのガソリンは減っているわけでは無さそうだ…となると考えられるのは昨日Vernalで給油した時に私がキャップを閉め忘れてそのまま蓋をせずに数百キロも走ってきてしまったという事か…
慌ててどうしたらキャップを手に入れられるのか、車を走らせてもいいものなのか、インターネットで調べたりディーラーに電話したり。単純なミスに呆れる妻の冷たい視線を感じならが、何とかキャップを売っている店を見つけたが、そこまで100キロもある…キャップなしの走行はNot recommendedだが、走るしかなさそうだ。ということで、気分が落ち込んだ状態でCheck outして町を出ようとした時、一見のガソリンスタンドにコンビにが併設されているのを発見。中に入ってみると、自動車用品コーナーがあり、運よくガスキャップが売っているのを発見。しかも我がCIVICにぴったりと装着出来るではないか!
ラッキーなことに、私の不注意によるトラブルは2時間で解決されたのでした。あー良かった…

気を取り直して旅を続ける。Goblin Valleyまでの道はまたどこまでも一直線だ。でも気分の落ち込んだ私を見かねたのか、妻が運転を代わってみようというではないか。喜んで代わってもらい、後部座席で娘と一緒に休むことにした。

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Goblin Valleyは小さな州立公園。有名な国立公園のような凄い景観があるわけではないのだが、Grand Circleに入って間もない私達は、Goblin ValleyのBute(ビュートといって、いわゆるモニュメントバレーのような大きな柱状の岩)を見て大いに感動。そして川や風の流れによる侵食によって硬い部分が残り軟らかい部分が削られて出来た奇岩の数々に驚いてばかり。こんな調子では他の有名な場所に行った時にはどうなるのだろうか。

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お昼はCapitol Reefまでの途中にあるHanksvilleという小さな町のレストランで食べる。
今日はCapitol Reef近くのモーテルに泊まるのだが、翌日は予定ではCapitol Reefで過ごすはずだったが、どうもBryce CanyonやZionの方が見所が多そうということで、今日半日でCapitol Reefを回りきることにした。この国立公園は南北に縦長だが道路は東西にしか走っておらず、半日で見所を抑えることは可能なようだ。

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Capitol Reefに着いたのが3時過ぎ。まだ日は高い。道を進むと、この公園でもっとも有名な岩のひとつ、Capitol Domeが見える。ワシントンDCの議事堂を思わせる形だからこう命名されたのだそうな。道のすぐ脇にありました。

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少し先に進むと、赤茶けた岩肌に先住民族が書いたという不思議な岩絵があった。こういう岩絵のことをPetroglyphesと言い、多くの国立公園で同種の絵が発見されている。中には宇宙人のような絵もあり、不思議な感じだ。

その後、Visitor Centerにて情報収集。実はこの後、Capitol Gorgeというトレイルを歩こうと思い、天気の情報を仕入れにいったのだ。干上がった川底のトレイルで、雨が降れば水がどっと押し寄せる渓谷なので、雨が降った情報がないかどうか確かめる必要があるのだ。自分の頭の上が晴れているから大丈夫とは限らないらしく、数十キロ上流で突発的な雨が降っても乾いた岩の大地に吸収されることなく水が押し寄せる事もあるので十二分に注意要だそうだ。

Capitol Gorgeを歩くのはOKということなので、途中シーニック・ドライブを車で通りトレイルの出発地点まで行く。実は、トレイルよりもそこまで行く車の道が楽しかった。シーニックドライブも特徴ある景観が続くが、その終わりからトレイルの駐車場までの間、1マイル少々の区間がまるで車用のナローズとでも言うべき絶壁の間にある狭い道を車で通るのが面白かった。

トレイルは水が削った渓谷らしく、深くて細い。そのため、風が集約されて時々大きな音と共に吹きぬけるのがやや不気味だ。人もほとんどおらず、我が家以外に2組ほどすれ違ったのみ。トレイルは往復1時間ちょっとぐらいでThe Tankというポイントまで歩いた。名前と地形から、行き止まりになっていて水が溜まる場所をイメージしていたが、全然違いCapitol Domeのような岩だったのでちょっと残念だった。

帰り道、Pioneer signitureなるポイントがあり、何かと思って壁を見上げると、そこには1800年代にこのトレイルを開拓した探検家達の名前や日付が岩に刻まれていた。もちろん、今の私たちが同じ事をすると罰金(数万円)らしいが、当時はそうした景観保護の概念などなかった時代。逆に刻まれた1800年代の日付が歴史を伝えてくれる。

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トレイルを終えるともう日も暮れていた。今日の宿は公園を出てすぐのモーテル。チェックイン後に娘とHot Tab(温水プールのようで少し大きめの風呂程度の大きさ)に入り、併設のレストランで夕食をとった。味はまぁまぁだった。メニューが西部劇っぽくなっていたのが土地柄を感じさせる。

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