景勝UT-12からBryce Canyonへ
泊まった部屋から見えた景色。朝の澄んだ空気の中、ベランダで撮った一枚。なかなか気持ちが良かった。ちなみに泊まったのはBest Western Capitol Reef Resortでした。
今日は、Grand Circleの有名国立公園のひとつ、Bryce Canyonまで走る。途中、UT-12という国立シーニックバイウェイという日本の道100選のような景勝ルートを通る。例の「地球の歩き方 ~ アメリカの国立公園」という本では、なかなかのドライブルートだということで楽しみだ。
Torreyの町を出発し、Escalanteを過ぎるまでは高原と呼ぶべき風景が続く。ちょっと前まで荒れ果てた荒野と岩ばかりだったとは思えないほど、緑や白樺の木が生い茂る。これは高度が上がったため、土地の気候が違うからのようだ。きっと水源もどこかの山から伸びているのだろう。
Escalanteを過ぎた辺りからまた景色が変わる。今度は白い岩山がどこまでも続く不思議な光景。今までWyomingから通ってきた道に、こんなに白い岩ばかりの場所はなかった。この白い岩、どこかつるっとしていて歩いてみたくなる。
写真にあるとおり、岩を削って川が流れている。よく分からないが相当深い渓谷だ。Calf Creekというらしい。UT-12はこの岩山の頂上を伝うように走っていて、車を運転していると両側が崖。まるで空を飛んでいるかのような錯覚を覚える面白い道だ。
途中、景色の良いところで車を停めて写真を通りすがりのイージーライダーなおじさん達に撮ってもらった。気のいい人達で娘をバイクに乗せてくれたりしたので記念撮影。家族はほったらかして、LAから週末ドライブに来ているそうだ。
Bryce Canyonには夕方5時頃に到着したが、その前にちょっと寄り道。Kodachrome Basinという州立公園が手前にあり、「その色彩の豊かさからコダック社の許可絵を得て同社のフィルム名を公園につけた」と例の本で説明があり、どんな色なんだろう?と気になった我が家はわざわざ料金$7程度を支払って入場。(いつもの国立公園は年間パス$50で車1台で入り放題なので格安なのだ)
しかし、実際は大した色彩ではない。UT-12の方がよっぽどカラフルで変化に富むと言える。あぁ金を払って損したかなぁと思っていたが、Chimney Rockという岩がだだっ広い何もない場所にニョキッと生えているように立っていたのは印象的だった。車で近づくと巨大さにビックリで記念撮影。
あれこれという間に、Bryce Canyonに到着。公園の入り口の雰囲気が他の公園と違って観光地っぽくお土産やなどが充実している。人気の公園なのだろうという感じだがもっと自然ぽい雰囲気も残して欲しいところだ。
して真っ先にやったのかCamp Siteの確保。ここもSunset Campgroundは先着順で予約不可なので、空いているだろうと思っていたら結構満杯に近くて驚いた。3回目のCampとなったが、このサイトは木陰が適度にあり、熊の心配もないことから安心して利用できる所だった。
Lodgeで夕食の予約をし、時間があったので夕暮れに染まるCanyonを見に行こうとInspiration Pointまで行ってみた。駐車場から上がってすぐの場所に展望ポイントがあるが、夕日に染まるHoo Doo(尖塔)の美しさには圧倒された。「Grand Canyonに来たぞ!(実際は全然違う場所ですが)」という気持ちにさせられる絶景である。つまり、自然と岩の芸術作品だ。ここに来るまでの道でも奇岩・奇石は数多く見たが、Bryce Canyonのピンクの尖塔が夕日で赤く染まり、足元は日陰で岩が灰色っぽく見えるそのコントラストは実に美しい。今日は日没直前の時間に行ったが、本当はもう少し前の日が高い時間帯の方がより美しいだろう。日没一時間ちょっと前に明日は来ようと思う。







