お勧め!デリケートアーチトレイル
それにしてもArchesも暑い。Zionほどではないにしても結構な暑さだ。昨日の突風と言い、国立公園の天候はどこもダイナミック。今日は一日Archesの見所をまわる予定だが、ちょっと暑いので午前中はゆっくりとMoabで食事とショッピングなどをして過ごす。ブランチに行った北欧風の店のオムレツが美味しかった。
午後から国立公園へ。Visitor Centerは新設されていて大変綺麗。ここも同じく暑いので、水筒に飲み水を補給したら既に温い水だった。例によってJuniorRangerのActivity bookを貰い、お勧めのトレイル情報などをレンジャーに聞いて出発。まずはウォール街という場所に向かう。
行ってみると、うーん確かに高層ビル群に見えなくはないが…という感じ。それよりも何故このように薄っぺらな岩が出来上がるのだろうかという点が不思議。
アーチーズは思ったよりも広く、公園入り口(ほぼ1箇所)から北端のデビルズガーデンDevils Gardenまで走ると1時間弱掛かる。ウォール街の次に行ったのは有名なバランスロック。こんな写真の岩なので、見たことがあるかも知れない。
この岩の下を歩いてぐるっと回るトレイルがあり、そこを歩いてみた。歩いてみると、実はこの岩の写真はある方向から見たときの絵であることが良く分かる。90度違う方向から見ると全く違うシルエットになる。それだと印象が薄いので、皆上記の方向から眺めるというわけだ。トレイルは短く、歩くと道沿いに見学者が回りの石を積み上げてミニバランスロックにしてあってちょっと面白い。
それにしてもアーチーズの岩は芸術的だ。例えるなら、とても不思議な岩の彫刻がならんだ美術館のよう。穴が開いた岩がこんなに集中して存在するのは世界でもココだけらしいが、そう聞いてみても何となくピンと来なかったが、実際に見るとこの場所が何処とも違うかなり変わった場所だと実感する。
次に行ったのはノースウィンドという大きな岩に空いた大きな穴。写真に写る人の大きさと比べると分かるがかなりデカイ。この穴の中まで歩いて登れるので行ってみたら、気持ちの良い風が吹いていて前後にはArchesを見渡せるポイントで、気分爽快だった。
この後、かなり暑くて疲れて来たので、水分を補給しつつ車で公園北端のDevils Gardenまで移動。明後日のキャンプ予定地を下調べ。綺麗なサイトで過ごしやすそうだったが、この暑さと旅の予定を変更するかどうかの判断から、ここに泊まるかどうかは明後日当日に決めることに。Devils Gardenにはランドスケープアーチという薄くて細長い岩のアーチがあるが、午前中の見学がベターということで明日に。今日の夕方はデリケートアーチのトレイルを歩くことにした。
「このトレイルを歩かなければアーチーズに来たと言えない」とバイブル本で断言されているトレイル。歩くだけで往復2時間のトレイルを夕暮れ前に出発し、デリケートアーチが夕日に染まるのを見るのがベストらしいが、3歳児連れの我が家は娘の疲れ具合や夕食と就寝の都合を考えて夕暮れ時にはトレイルを終えて帰路に着くことにした。
出発したのは4時頃。Zionでの反省からたっぷりの飲料水とチョコレートやビーフジャーキーなどの保存食を持って出発。このトレイルはなだらかな坂になっている岩肌の斜面を黙々と登る30分余りの区間が一番キツイ。超えたと思ったらまだ続くトレイルに嫌気がさすが、そこを超えるとトレイルは大きな岩壁を右手にしながら、左は崖(特に危なくは無い)の右曲がりの道を歩く。そして右手の壁が切れた後、突然デリケートアーチが眼前に姿を現すという心憎いルート設定になっている。
まず、その大きさに驚かされ、思いのほかきつかったトレイルの疲れも吹っ飛ぶ。私たちが着いた時はたまたま先客が数名しかおらず、この岩の芸術を独り占めしているような気分になった。娘を担ぎっぱなしで1時間20分ほど歩いたのでヘトヘトとなり、しばらく水分とカロリーを補給しながらボーっと見つめていた。風も無かったので、ほとんど音のない空間で、夕焼けには染まってはいなかったが快晴の青空にくっきりと映えるアーチは想像以上に美しかった。
デリケートアーチは、手が触れる場所まで歩いて行く事が出来る。近くに行っても、触るという発想が起きないほど美しく、歩いていって色んなポーズ(?)を取りながら写真を撮ったりして30分以上過ごした。
帰りは下りばかりなので半分の時間で戻った。往復2時間の距離だが、暑さとずっと続く坂道で、予想外に疲れた。多分長旅の疲れもあったのだろう。
夜は疲れた体にはアジア料理ということで昨日と同じ中華料理。今日は野菜中心のメニューであっさり行ったが、白菜と干しえびのあんかけがとても美味しかった。
思った以上の美しさと、アクセスの悪さから意外と行った人が少ない国立公園であることから、アーチーズは私の中ではかなりお勧めな場所となった。やはり「デリケートアーチを見ずしてはアーチーズの半分も見たことにならない」と言えそう。明日も楽しみだ。

























































































