隕石クレーターとグランドキャニオン
朝、モーテルの外に出てビックリ。Phoenixの暑さは尋常ではありません。まさに殺人的。停めておいた車の中はどこも暑くて触れないほどでした。こんなに暑いとは…
もう1ヶ月ほど華氏110度(摂氏35度)を超える日が続きっぱなし。しかもアメリカの太陽光線は日本よりずっと強烈(空気の透明度が高いので。景色は良いがお肌には最悪)なので、ちょっと外に出ているだけで日射病になりそうです。何故Phoenixはこんなに暑いのか知りませんが、早く町を立ち去ろう!ということで早めに出発しました。
今日は隕石が落下して出来たクレーターを見て、いよいよグランドキャニオン(サウスリム)に着きます。
今日も長時間のドライブ。行きかう車を見ていると、なんと軍用車両が走ってます。写真はトラックですが、驚いたのはその後にロケット弾を撃つのに使いそうな火器車両も公道を走っていたことでした。
Flagstaffまで2時間ほど走り、そこから東に1時間程度で今日のメインであるアリゾナ大隕石孔国定記念物に到着です。フリーウェイで看板を見つけ、右折してずっと平らで何も無い大地を走っていくと、少し遠方に小高い丘が見えてきます。そこが目的地。
ここはある人物が隕石が落下して出来た穴に違いないと確信し、自費で土地を買い取り調査を開始してその後隕石が作ったクレーターであると科学的に立証された場所だそうです。国立公園ではないので入場料が必要。これらは公園の維持と研究活動のために使われるのだそうです。
料金を支払いゲートをくぐると展示館があり、クレーターが出来た時の隕石の衝突の様子を映像にしたものとか、クレーターから発見された数々の石や発掘研究の歴史などが学べます。結構見ごたえがあり、気がつくと1時間ほど中にいました。
展示館を出ると、クレーターの展望デッキまで歩けます。クレーターはすり鉢の形をしており、展望デッキからはクレーターの様々な箇所が見渡せます、があまりにも大きいので望遠鏡を使わないと良く分かりません。
調査は、当初クレーターの中心、最深部を掘れば何か証拠が見つかるはずだということで始まったそうですが手がかりは得られず、結局隕石は真上ではなくやや斜めに衝突したのでは?という事で側壁の一番盛り上がっている場所を掘り進むと、隕石の破片が確認できたのだそうです。
それにしてもクレーターの何と大きなことかと驚きます。
クレーターを離れたのは夕方前。そこから2時間弱ほど車を飛ばし、今度はいよいよグランドキャニオンのサウスリムに向かいました。Flagstaffを抜け、州道64号で北上するとあっさりと到着。Yabapai Lodgeという園内のロッジにCheck-in後、夕焼けを見に行きました。
グランドキャニオンを訪れた友人が、「朝日と夕日が素晴らしい」と口を揃えて言います。であれば見に行かずには居られないので、早速ポイントに行くことにしました。グランドキャニオンのビレッジ内はバスでの移動が基本となります。トラムが2系統随時走っており、Yabapai Lodgeからもカフェテリア前から出ており、またコテージ前も巡回していました。私達が泊まったコテージの前にも停車したのでそれに乗り、ノロノロと走るバスにのって到着したのはビレッジの中心部、ブライトエンジェル・トレイルという有名な谷底へのトレイルが始まるポイントです。
この景色、やはり私の写真の腕では伝え切れてないと思いますが、雄大です。色んな渓谷を見てきましたが、「上から見下ろす渓谷」としては、ここに勝る場所はありません。夕日を見るにはここから別系統のバスにのって、ホピポイントかモハーベポイントまで行きます。
がしかし、後ろからやって来た黒く厚い雨雲がどんどんと迫ってきて、晴れていた空はあっという間に土砂降りになってしまいました。バスはポイントまで行った後、落雷の危険があるということで乗客を降ろさず人を乗せて帰ってしまいました。中には、運転手が「後悔するわよ~」という忠告も無視してポイントに留まるカップルも居ましたが、その後は本当に雷混じりの大雨となってしまいました。あのカップルは無事次のバスに乗ったのでしょうか。
残念でしたが、私達は明日の夕方も夕日を見るチャンスはあるので、カフェテリアで食事を取ってゆっくりと休むことにしました。



