ヨセミテといえばキャンプ
今日もヨセミテで一日過ごし、夜は久しぶりのキャンプ。これで通算5回目。前回がモニュメントバレーだったのでかなり前だ。途中、天候の悪さと気温の異常な高さでキャンプに向く環境ではなかったが、ヨセミテの気候は暑くなく寒くもないので、キャンプも快適に過ごせるだろう。
いつものように遅めの朝食とCheck-outを済ませてヨセミテバレーに到着したら昼前。キャンプ場は特に予約はしていなかったので、当日先着順のキャンプ場()に向かった。ヨセミテの多くのキャンプ場は予約制で、随分前から予約は埋まるのだとか。特に7月はハイシーズンなので、6月初旬にWebの予約ページで見たら何処も空いていなかった。
あてがわれたサイトは何の変哲もないが広くて清潔な場所。今まで利用してきたキャンプ場に較べれば普通な感じ。「ヨセミテに来たら是非キャンプ」と「地球の歩き方 ~ アメリカの国立公園」に書いてあったが、これならばモニュメントバレーのキャンプ場やグランドティトンのキャンプ場の方がずっと印象深いのでお勧めだ。
昼ごはんを食べ、今日のメインであるグレーシャーポイントGlacier Pointに移動。Glacier Pointはヨセミテバレーを見下ろす位置にあり、ハーフドームが真正面に見える絶景ポイント。ぐるっと谷を回って崖の上へと上がる道がついていて、車があれば自分で行くことができる(バレーからツアーバスで行くことも可能)。行くだけで1時間弱掛かるので半日仕事だ。
トンネルビューを抜け、Wawonaに向かう途中でGlacier Pointへの分岐がある。気持ちよく山道を登ること20分ほどでその分岐に差し掛かった時、左折のために減速しようとブレーキを踏んでも、なんとブレーキが利かない!!!!!
前方で同じく左折をしようとしていた車の横を抜け、対向車線を5mほど走ったところで上り坂になっていたので何とか無事に停車出来た。15年近く車を運転していて、ブレーキが利かないなんて事は初めてだ。何があったのだろう…と思ったら、サイドブレーキが下がりきって無かったことにすぐに気がついた。
朝食の後からずっと、サイドブレーキが下がりきらずに微妙に減速を受けながら走っても気がついてなかった。上り坂ばかりだったから坂のためもあり気がつかなかったのだ。それにしても、たまたまブレーキを踏むのが登り道の左折で、対向車線に車がいなかったから何も事故が起こらなかったが、普通なら大事故を起こしているだろうミスだ。何てことだ…と自失呆然。
しばらくするとブレーキは回復した。きっと摩擦によって気泡などがブレーキオイルの中に出来て利かなくなったのだろう。
気を落としてばかりも居られないので、ゆっくりと慎重に走りだした。くねくね曲がりながら徐々に高さを稼いでいく。途中、霧が下から風で上っている場所があり、今日は天候が変わりやすいなと思っていたそのすぐ後、とうとう土砂降りになってしまった。
あまりに強い雨のため、走行するのも危険を感じたので脇道に停車。すると、しばらくして大粒の雨になりやがて雹(ひょう)が降り始めてびっくり。
雹は一時的だろうと思っていたら、どんどん大きさをまして停車している車の屋根でやかましい音を立てながら降り注ぎ続けた。15分ほど振った後、地面には一面雹が積もっていた。
今は7月下旬。夏真っ只中だ。それなのに急な天候の変化で雹が降るとは驚いた。局地的なものだろうが、トレイルを歩いてなくて良かった。
Glacier Pointにはついたものの、いつまた雨が降り出すとも知れない天気で、景色も良くはなかろうということで、車から降りるのもやめて帰ってしまった。ハーフドームだけは途中の道で車中から見えたので写真を一枚。また明日くれば良いだろうと思える余裕がこの旅の良い所。どうやら今日は天気はこのまま優れないようだ。テントは大丈夫だろうか。
バレーのテントに戻ると、木の下にあるサイトだからか、あまり地面も濡れてなかった。あの雹は局地的なものだったのかも知れない。今日は特に何もしていない気がするが、災難続きだった。すこし旅の疲れもあったので、早めの晩御飯をYosemite Lodgeで食べ、少し買出しをしてからテントで寝ることにした。




