巨木セコイアの森
テントで寝ると、真夜中に色んな動物の遠吠えが聞こえるのが定番。Yellow stoneと同じく動物(特に熊)が多いヨセミテでのキャンプでも、狼ではないと思うが、やはりコヨーテか犬か何かの動物が吼えていた。朝方の冷え込みはYellow stoneほどではなかったが、やはり旅の疲れが出てきたのか、起きた時に体が重く感じた。
今日は結構忙しい。実はヨセミテから4時間ほど南にあるセコイア・キングスキャニオン国立公園に行く予定にしていたのだ。しかも夜はセコイアの森でキャンプ。この旅でもっとも疲れる日になるであろう。
朝食をYosemite Lodgeで食べた後、昨日は悪天候に見舞われたGlacier Pointにもう一度向かう。今日は良い天気なので雨ということはなかろう。昨日のようなトラブルもなく、無事にポイントについた。
Glacier Pointからの眺めは、これぞヨセミテ!と呼べる迫力だった。真正面にハーフドームが見え、右手には2つの大きな滝(ネバダ滝とバーナル滝)が音を立てて流れ落ち、足元に落ち込む絶壁の裾野にはヨセミテバレーが見下ろせ、左手にはヨセミテ滝も見える。川が削ったグランドキャニオン周辺の峡谷とは違い、ヨセミテバレーは氷河が削って出来た峡谷なので、まるで何かで削り落としたかのような岩の形になっている。ハーフドームも写真で見るよりずっと迫力がある。娘も思わず(?)見とれてしまったようだ。
ここからは、パノラマトレイルと言って、右手にぐるっと迂回してバレーを望みながらネバダ滝を回ってバレーに降りていくコースがあり、8時間ぐらい掛かりそうだが歩いてみたいと妻に言ったら反対された。また、ハーフドームの上に上る往復12時間ぐらい掛かるトレイルがあり、実際にGlacier Pointの望遠鏡でハーフドームの頂上を見ると、なんと岩の端に20名程度の人が確認できた。日の出前に出発して、昼頃に頂上に到着するのだそうだ。あの絶壁をのぼるのではなく、裏手から上るルートがあるそうだ。このトレイルも、ファントムランチへのトレイルと同様、一生に一度で良いから行ってみたいものだ。将来娘が一緒に登ってくれたりしないだろうか?
Glacier Pointの次はセコイア国立公園へ移動。昼ごはんを途中で食べ、お腹いっぱいになって眠くなった妻子を後部座席に乗せ、私は4時間のドライブとなった。CA-41を南下、途中の景色は夏のカリフォルニアらしく、枯れた草原(これをゴールデンカラーと言って愛でなければならないらしい)につつまれたなだらかな丘陵地帯を走る。
FresnoでCA-180に乗り換え、東に進むと突然CA-180は道が途切れ、普通の地道に乗り換えてさらに東に走る。ちょっと道に迷って30分ほどロスしたものの、何とか4時間強でセコイア国立公園に到着した。
公園の入り口に、枯れて倒れてしまったセコイアの巨木があったが、さらにキャンプ場に向かう途中、道のそばに突然現れたセコイアの巨木に思わずびっくり。初めて見るときっと誰しも感動します。2年前に始めてサンフランシスコの町にある公園でみたレッドウッドの高さにもびっくりしましたが、セコイアの巨木は幹周りの大きさがレッドウッドの比ではありません。しかもレッドウッド並みに背が高い。これは思っていた以上に楽しめそうです。
今日はキャンプ場まで行ってテントを張り、遅めの食事を近くのホテル(Wuksachi Lodge)で食べました。中々美味しかったです。
テントサイトはセコイアではないけれど背の高い木々に囲まれていました。明日は巨木の世界にどっぷり浸ろうと思います。





