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熊事件

暑い!なんて暑さだFresno!昨日到着したのは夕方だったのでまだマシだったが、今朝Check-outした時には殺されそうなぐらいの熱風と日差し。この中で走ったら5分も持たないだろう。駐車してあった車は中のタオルがパリパリになるぐらいの乾燥。これがカリフォルニアか?!と思うぐらい、ベイエリアとはあまりに違う気候です。

さっさとFresnoを抜け出し、今日はヨセミテに再度移動。わざわざまた戻るのは、Ahwahnee Hotelが予約出来たから。Ahwahnee Hotelはヨセミテバレー内にあり、「一度は泊まってみたい憧れのホテル」(「地球の歩き方 ~ アメリカの国立公園」参照)だと知り、これは是非泊まってみようと思ったのだ。

ヨセミテには昼過ぎに南口近くのWawonaに到着。昼食を買出し、バレーまでの1時間、車内で昼ごはんを食べながら移動。バレーに着いたら3時過ぎになっていた。早速Ahwahnee HotelにCheck-inし、車をホテルの駐車場に停め、バスでバレー内を回った。今日は快晴で、どこを見ても景色が映えている。

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本当はネバダ滝まで歩いて行くミストトレイルか、ゴムボートを借りてマーセド川下りに挑戦したかったが、時間が中途半端だったのでミストトレイルも川下りも出来そうにない。明日はヨセミテを離れるが、時間があれば挑戦しようということになり、折角だからホテルでゆっくりすることにした。

部屋は3Fの端にあった。キングベットが1つだけのこじんまりとした部屋。でも内装は一つ一つ手抜きが無い品でとても居心地が良い。これはやはりただ寝るだけだと勿体無い。

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ロビーや中庭はとても落ち着いた空気が流れていて、これまで泊まったことのあるどのホテルよりも上品だ。マレーシアのダタイに行った時、初めて高級ホテルとはこういうものかと思ったが、Ahwahnee Hotelはまた違った心地よさがある。

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シャワーを浴び、部屋でゆっくりしてから夕食に。料理はやや高めだが驚くほどではない値段で、内容はデザートがとても美味しかったことが印象的だった。

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しかし、今日のメインイベントは食事が終わった頃にやってきた。レストランの入り口にレンジャーと黒スーツのホテル係員が入ってきたかと思うと、私たちのテーブルまで来て立ち止まり、「Mr.○○はあなたですか?」と聞いてくる。はいと答えると、車は?と聞くので黒のシビックだと回答。すると「残念ながらあなたの車に熊が侵入しました。」と告げられた。

は? 熊?? 侵入!!!

「What???」っと驚いて言葉が出ない私に彼らは「車を立会い検分して欲しい」と言うので、家族をテーブルに残し駐車場へ向った。歩く途中も「何か車内に食べ物を残してませんか?」とか「車内に貴重品などは?」と幾つか質問をされたが、私は信じられないという顔で呆然としながらチャイルドシートは残していたがと答えた。まさか熊が車に入るとは信じられない…

がしかし、事実私のシビックはめちゃめちゃになっていた。

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写真では分かりにくいが、進行方向向いて右後側の扉のガラスが木っ端微塵になっていた。熊はここから爪をドアとフレームの間に挟んでドアを開けて中に入ろうとしたのだろうと説明を受ける。しかし、鍵が掛かっていたのでドアは開かず、車内に熊が乗り込む(驚くことなかれ、その映像はVisitor Centerで見れます。器用に中に入るのですよ…)事も状況からどうやら無かったようだと説明される。
車内の物で無くなった物は無いか?とか、車内には食べ物は本当に残ってなかった?とか念入りに聞かれた。実は昼に車内で飲食をして、その匂いが車内に残っていたと思ったが、とっさにその説明はしなかった。チャイルドシート以外思い当たる点はないと説明すると、「もし食べ物を残していたら罰金(10万円以上)だったよ」と言われた。ヨセミテでは熊の出没が問題になっていて、運転者には食べ物を車内に残さないのが義務付けれられているのだ。チャイルドシートも注意されているが、これが原因での罰金は科していないそうだ。匂いは罰金対象になったかどうかは不明…
更に、実は同日同時間帯に同じホテルの駐車場で他2台の車にも熊が侵入したという事実が発覚。レンジャーは「いつもの熊だな」とつぶやき合ってます。毎週のように熊が車を壊す事件が起こるヨセミテの夜は本当に食べ物(と匂い!)に注意しましょう。

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(4日前にこの警告を読んだ時はまさかこんな事になるとは思いもしなかったが…)

散らばったガラスの破片などは、ホテルの人が掃除機を持ってきて一緒に片付けてくれました。更にガムテープで応急処置。明日、公園内にある車修理ステーション(そんな物があるという事実がアクシデントの多さを証明してますね)に行けばもう少しマシにしてくれるとの事でした。
ある意味、二度と忘れることはないであろう思い出を、ヨセミテで作ってしまいました。あーぁ…

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