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碧き湖とミニ火山のクレーターレイク

早朝、日の出と共に起きるのは私だけ。部屋が湖側だったので部屋からでも日の出を見ることが出来たのだが、窓の金網が気になるし写真が上手く撮れないので寒い中Lodgeの外に出て日の出を見た。
実はLodgeは西側にあり、火山湖は半径10km・標高(2000m前後)もあるので、日は結構上ってからで無いと湖面に光は差さない。その分、無風状態に近い湖面は鏡のようにも見える。

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日の出の時間を随分と過ぎ、やっと太陽ががリムの高さを超えたとき、Lodgeから太陽を拝むことが出来た。まぶしい光を鏡のような湖面で反射すると、リムの壁面が湖面に映し出されていた。本当に鏡のようだ。

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朝8時(か9時。要確認。)、ボートツアーのチケット売り場が開くという時間に間に合うようにLodgeを出る。Lodgeから売り場までは20分ぐらい車でリムを走る必要がある。初めて走るリム沿いの道は右手にクレーターレイクの展望ポイントが幾つもあり、中々眺めの良い道だ。

売り場に着いたら発売15分前位だったが、既に10名程度の人が列を作っていた。7月でも早朝は肌寒いのでウィンドブレーカーを来てしばらく待つと、小さなブースで券の発売が始まる。どうやら今日はどのツアーも催行されるようだ。チケットはボートツアーだけの物と、ボートツアー+ミニ火山のある島に上陸する物がある。私たちは12時出発のツアーに申し込み、ミニ火山の上陸もセットにした。ミニ火山とはクレーターレイクの名の由来ともなった、湖に浮かぶ火山島のことで、この火山島には登ることが出来るのだ。

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Lodgeに戻り、朝食を食べてゆっくりとした後、Check-outをしてボートの発着場に向かう。ツアーはリムから下り坂を30分ほど歩いて降りた湖岸にある船着場から始まるので、出発予定時間までにその場所に到着しないとならない。この道が結構急な下り坂で、行きは良いが帰りはちょっとしんどそうだ。

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船着場に着くと驚いたのは湖の水の青さがLodge周辺とは随分違うこと。青さは透明度と明るさを増して、まるで南の島のような鮮やかなクリスタルブルーになっていく。太陽の位置や見る角度、湖の深さなどが関係あるのだろうか。

ツアーは50人乗り程度の船で始まる。リム沿いに湖を一周し、ポイントでクレーターレイクが出来た過程を説明しながら、その証拠となる地質学特徴を紹介して回る。この大きな火口は、一度の噴火で出来たのではなく、山頂付近で幾つかの場所で溶岩などが噴出し、山頂の重みに耐えられなくなって空洞となった山の中心部に向かって山が崩落して出来たのだそうだ。昨年訪れたセントへレンズ火山の数千倍という噴火規模で、火山灰は世界各地で確認出来るのだとか。湖には生き物は居なかったが、魚は国立公園制度の初期に、レクリエーションの一環で放流されたという他の国立公園と同じような過去があり、釣りは今でも可能(ただし釣ったら放流せずに持ち帰る)だ。湖面がほぼ一定しているのは、降雨や積雪による流入と蒸発や湖底での水の吸収(川へと湧き出る)がバランスしているからだそうだ。レンジャーが陽気な若者で、色んな話で乗客を楽しませていた。

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ミニ火山はウィンザー島という。近づくとゴツゴツした岩ばかりの荒っぽい島だと気がつく。ふと、レンジャーがミニ火山の周りで泳いでいる人を発見!クレーターレイクではミニ火山周辺で水泳が許可されており、ダイビングも出来るのだそうだ。それにしても結構水温は低いのによく泳ぐものだ…

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ミニ火山の船着場に到着すると、約半数の人が上陸して島の頂上を目指した。残りの人は島には上陸せずにそのままボートで湖を一周するだけのようだ。ミニ火山の火口を見るため、数々のトレイルを踏破(?)してきた私たちは意気揚々と上陸したのだった。

島に上陸していられるのは2時間だけ。ボートツアーでは帰りの便が決められている、何故ならボートの席数は決まっていて、いつもほぼ満席だから余計な人数が居ても乗せられないからだ。
往復で1時間半ほど掛かると聞くので、やや急ぎ気味にトレイルを歩き始める。片道45分ほどだと思って舐めていたらこれが結構キツイ。娘を背負って登ったが、日差しが強くて暑い。トレイルはずっと登りだし、ここに来て旅の疲れもあり、同じ時間帯に登っていく人に置いてかれてしまった。
マイペースで登っていると、一つ前の時間帯のグループが降りてきて「急いだ方がいいわよ♪」とか言うのでペースを上げ、何とか1時間弱で頂上に辿り着いたらもうヘトヘト。妻はへばっているので、私だけミニ火山の火口をぐるっと一周してきた。ちょうど反対側から妻子が休む方向を向いて取った写真がこれ。火口の下には行く元気が無かった…

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火口の周りには一緒に上がってきたたのツアー客が居て、皆一様に疲れている様子だった。火山が作った島に登るというのは滅多に無いこと。皆不思議な光景を楽しんでいた。山頂から見た湖はさらに青さが増していたような気がする。

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帰りは下りなので30分ほどで時間通りに戻って来れた。船着場ではやや遅れ気味のボートを待って乗船。この時、来る時は気がつかなかったが、湖が驚くほど青く輝いていた。本当に見たことのない鮮やかな青で、ボートで波が出来ると何処か質感を感じる色にも見える。マレーシアのシュノーケリングで見た青色とも違う。インクを落としたような青色だと形容する人も居るが、そんな物でもない気がする。いつまで見ていても飽きない他に無い色をしている。

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遠ざかるボートから見た島の全景。こうしてみるとあまり高い山には見えないが、登った達成感は大きいので是非お勧めです。子連れでも登れるトレイルですが、結構疲れるので飲料水や軽食などの用意はしっかりとして行きましょう。

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ボートは反時計回りに湖の残り半分を回りながら船着場に帰る。ファントムシップという有名な島と湖最深部を回る。ファントムシップはその名の通り幽霊船に見える不気味な島。どうしてこんな形になったのか説明があったが忘れてしまったが変わった形だ。

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船は湖東側の最深部を通って船着場に戻った。船着場からはまたリムまで上り坂を上がらないといけない。ゆっくり登ったので45分ほど掛かり、もう夕方前になっていた。

今日は少し南にある小さな村で宿泊。料理が美味しいと評判の小さなLodgeに泊まった。料理は確かに美味しかったが、本での紹介が「驚くほど美味しい」とあったが、それは大げさな気がした。

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