豪快な間欠泉Beehive
今朝は思った以上に寒かった。Yellowstoneの南東の湖畔は高度が高いので冷え込むのだろう。キャンプの居住性はモーテルよりもテントにずっと近いということを実感する。寝袋を持って来るべきだった。
朝食は月見バーガー。キッチンがあるので起きたら直ぐに作れるのは良いところ。
今日がもうYellowstone最終日。Lake CountryからGaicer Countryに北周りで行ってMammoth Countryから北へ抜ける。ハイデンバレーに到着。前回とは違って一面の草が茶色掛かっているが、やはり雄大な景色だ。
道脇にはいつものバッファローの大群に遭遇。如何にもYellowstoneらしいバッファロー渋滞の光景だ。近くで見ると意外と可愛い。
次に、Canyon CountryのサウスリムにあるArtist pointに行ってみることにした。6月に来た時には行かなかったポイントだ。前回私達が行った急勾配のトレイルを歩くコースは母にはきついのが理由。Artist pointはロウアー滝からは少し遠いが、観光客が多く訪れる万人に見やすいポイントだと言う。行ってみたら、確かにちょっと遠いが構図はここからが一番良かった。絶景である。もし時間が無い人で構図重視でロウアー滝を見たいならここがお勧め。迫力を楽しみたい場合はアンクルトムトレイル(往復で所要2時間ほど必要)が良いだろう。
その後はGaicer Countryに移動。到着後はOld Faithful Gaicerの噴出時間を確認し、次の噴出までは昼食と土産物で時間をつぶす。前回6月に来た時は曇り空だったが、今日は絶好の青空。間欠泉の背景は青い空になるので美しく見えるだろう。
昼食は改装が済んだOld Faithfulで食べた。前回は改装中で内部を見学出来なかったのでこれが初めて。内部はさすが世界で一番大きなログハウスというだけあり、まるでお城のような吹き抜け空間が圧巻。ログハウスなのに8階建てほどの高さがあるように見える。実際、私達は4回まで上がったが、途中の階段が傾いていることに歴史を感じた。
いよいよ噴出時間15分前というタイミングで観覧席に到着。Old Faithful Gaicerの周りには半円形に座席が配置してある。私達は西端に陣取った。なぜなら風上だったから。Gaicerを風下で見ると水蒸気で何も見えなくなるから風上に座る方がベターなのだ。
しかし、噴出予定時間を過ぎても中々始まらない。5分・10分と過ぎても始まらないので、もう噴出しないんじゃないか?と心配する母。しかしOld Faithfulはその名の通り噴出予定通りに噴出するからFaithful=信頼に値する、と名が付いている。周りの観客もオカシイと思いながらも席を離れられないようだ。
そこに、レンジャーがやってきて数人に何やら説明を始めた。何だろうかと聞きに行ってみると、Beehiveという別の間欠泉が同時に噴出する兆候が見られ、その場合は今回のように噴出が遅れるのだと言う。BeehiveはOld Faithfulと同じかそれ以上の規模の間欠泉だが不定期に噴出するので運が良くないと見れないのだそうだ。これはラッキー。
そうこうする内にOld Faithfulが噴出開始。青空をバックに見る噴出はこれぞYellowstoneのイメージという感じで清々しい絵だ。待たされた分、盛り上がる観客達。
さらに、Old Faithfulの噴出が終わると多くの人はBeehiveに向かって移動を始めた。私達は子連れなのでその場に残って少し遠めに観察することにした。程なく、何か出来物のような形をしたコーン(間欠泉の噴出口)から噴出が始まった。
遠くの方にあるが、こちらの方が噴出口が小さいのか噴出に勢いがあり高い。噴出の勢いが凄くて爆音のような音が遠く私達まで聞こえてくる。Beehiveとは蜂の巣という意味のようで、まさしく蜂の大群が飛ぶ羽音のようにも聞こえるのでそんな名前が付いたのだろう。今まで見た中では一番の迫力で、運よく見れて大満足だった。
その後、夕方にかけてMammoth Countryに移動。ちょっと夕立に見舞われながらも、ちょうど動物が活発に動き出す時間帯なので周りを見渡しながら走る。するとちょうど道脇の木陰で雨宿りするエルクを発見。かなり大きく、じっとこちらを見つめていた。
動物がいると動物渋滞が出来るので、エルクやバッファローなどは簡単に見つけられる。さらに北上してMammoth Countryに着くまでの道はムースがよく出るらしい。ちょうど前の車がノロノロ運転していて、追い越してやろうかどうかと思っていた時、突然前の車が急ブレーキ!と思ったら小熊が道に飛び出してきて走って横切っていった。
運転席からカメラで慌てて撮影したが早くも少し遠くまで走り抜けてしまっていた。さすが100mを6秒で走ると言われるクマです。一応家族でクマ横切りの瞬間は目撃したが、危うく事故になりそうだった。のろのろ運転の後ろで幸いした。Yellowstoneではゆっくり目に走らないと本当に動物にぶつかりそうだ。クマを見るのはこの1年で3回目(+1回は襲われてますが…)。
その後、夕方頃に北口公園ゲートからYellowstoneを去った。有名なアーチ(国立公園設立を記念して作られたらしい)で記念撮影をし、北に1時間のLivingstonでKOAという民間キャンプ場で宿泊した。









