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2006年09月01日

快晴!のロッキーとペイト湖

今日は雲ひとつない快晴。一時はどうなるかと思ったが、天候に恵まれてよかった。

バンフを去る前にバンフ・スプリングスが良く見える展望台に寄る。Tunnel Mountainの近くにある場所で、ここから眺めるホテルは手前にボウ川を配し、完璧な姿だった。

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Tunnel MountainのCampgroundを去り、今日からはLake LouiseのCampgroundにすることにした。今後北上するので、その方が無駄な移動が無いからだ。Trans Canadaの1号線を通り、30分少々でLake Louiseに到着。Banffからは結構近い。

Lake Louise Trailer campgroundは189 Sitesの大きな施設だが、Full Hookupはなく、Electricityまでのサイトならある。ただ、水と排水は共用施設で出来るので実際はあまり支障がない。

予約はしていなかったので、11時過ぎに到着してサイトを確保。金曜日だったが、まだ空きに余裕はあったようだ。サイトまで現場確認に行くと、隣に先約がいた。初老の夫婦のようで、Washington DC近くのMaryland州からカナダロッキーまで5ヶ月掛けて来たそうだ。現役引退したから時間があるという事だが、たった10日間でも結構疲れるキャンピング生活を5ヶ月も、そしてこれからも続けるという感覚は、なんとなくアメリカンだ。

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今日はボウ峠まで行って、ボウ湖とペイト湖を見ることにした。カナディアンロッキーのハイライトと言うべきアイスフィールド・パークウェイIcefield Parkwayを通り、ペイト湖まで45分位だろうと予想して出発。Icefield Parkhwayは1号線を北上して直ぐだった。Icefield Parkwayは噂に違わぬ凄い道だ。左右に雪を称えた高山に囲まれ、北西に向かってJasperまで250kmほど伸びている。北上すると、丁度右手の山は日中太陽に照らされて日陰にならないので、眺めは北上の時の方が良い。素晴らしい景色を眺めながら、30分ほどで左手に多きな氷河が山に張り付いているのを発見。View pointの標識があるので立ち寄ると、それはクロウフットCrowfoot Glacierという氷河だった。元はカラスの足の3つの爪のような形に見えたからその名がついたらしい。今は爪の1つが無くなってしまった。

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ボウ湖はCrowfoot Glacierから道を下って直ぐのところにある。湖畔に赤いコテージの宿があり、奥には名前は忘れたが大きな氷河が見える絶景。

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地球の歩き方によれば、このコテージで軽食も取れるというのであてにしていたのだが、実際はポテトチップとビーフジャーキーしか売っていない。やられた…この本、表現が大げさな事が時折ある。駐車場が満車でワザワザ遠くに止めてまでやって来たのにハズレだった。時間は1:30を回り、空腹は深刻さを増す一方で私の機嫌も悪くなる一方(私は本能に忠実)。
Lake Louiseに引き返すか、それともペイト湖を見るために北上し、そのままCrossingまで行けばレストランがあるのでそこまで行くかと迷い、結局北上することにした。Crossingまで30分。空腹のため、ペイト湖を通り過ぎてCrossingのレストランに到着してカフェテリアに駆け込む。慌てて買ったサンドイッチ3
つとスープ2つで$40もして大いにへこむ。どうもついてない。

味はともかく空腹は満たされたので、南のペイト湖まで戻った。ここは駐車場に車を停めて5分ほど歩くと地球の歩き方に案内があったが、実際はやや上り坂で10分ぐらいかかった。道の脇には残雪が沢山あり、通行人の話では二日前は峠で雪が降ったそうだ。どうやら天候的にはこの旅はついているらしい。
ペイト湖の展望台には多くの観光客がいて、写真を撮りまくっていた。その気持ちは分からなくもない。雲ひとつ無い青い空、氷河に削られた岩山と残雪、森林限界の高さまで埋まる針葉樹の森、乳白色を帯びた不思議な緑色の湖、遠くまで伸びる道、この展望台からの眺めはカナディアンロッキーの魅力を凝縮しているのだ。ここは本で見ていた写真から受ける印象よりも、実際ずっと強烈である。

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食事でへこんだ気持ちを吹き飛ばすのに十分なペイト湖に感激し、帰りのトレイルでは娘と雪合戦ではしゃいだりした。自然の美しさは人の気持ちを晴れやかにさせてくれる。
今日の観光はこれで終わり。Lake Louiseまで南へと戻り、街で夕食などの買出しを終えてCampgroundに戻ったら7時前だった。今日の夕食は鳥のシチューとサラダ。外食ばかりしていると飽きてくるので、自炊の夕食が嬉しい。旅行なのに手間が掛かる妻と母に感謝しつつ堪能。おいしかった。

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2006年09月02日

コロンビア大氷原とアサバスカ氷河

今日も快晴で雲ひとつない。この旅は天候には本当に恵まれている。朝方は寒いものの、テントよりはずっと快適だ。

今日はコロンビア大氷原Columbia Icefieldに寄りつつ、ジャスパーJapserまで250kmのドライブ。移動時間は3時間程度なので楽勝だ。ゆっくりと景色を楽しみつつ北上する。昨日通ったボウ湖・ペイト湖を過ぎ、クロッシングCrossingも超えて1時間ほど、サンワプタ峠Sunwapta Passとすすり泣く壁Weeping Wallに到着。すすり泣く壁は初秋だからか水量がほぼ0で、すすり泣いてはいなかった。サンワプ峠は南向きが絶景なのだが、まともに逆光となるので良く見えなかった。帰りも通るのでその時はよく見えると良いのだが。

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コロンビア大氷原には12時頃に到着。ここは個人旅行だと予約が出来ず、当日現地でチケットを購入することになる。土曜日なのでひょっとしたらかなり待たされるかもと危惧していたが、実際は1時間程度でツアーに参加出来た。このツアー、地球の歩き方によると実際に歩くことが出来るのはコロンビア大氷原ではなく、そこから流れ出すアサバスカ氷河の上であると紹介されている。実際その通りで、大氷原は山の上に見えているので是非とも行ってみたいと思うので残念ではあるものの、そもそもコロンビア大氷原とはカナディアンロッキー山脈の山々の山頂付近に大きく広がる一大氷河で、その天辺までは簡単に行く事が出来るわけではないので仕方が無い。
実は、氷河にはツアーに参加しなくても、アサバスカ氷河の末端まで駐車場から歩いて行ける。末端は茶色っぽくなっているが一応氷河の上にも立てるし、ツアーの料金は大人一人$33/60分で、決して安くは無いと思ったが、折角母が日本から来ているのでと思い、なけなしのお金をはたいてみた。
お昼ごはんを食べながら待ち、1:30のツアーに参加。チケットを売っている建物からバスで氷河の近くまで行き、そこからは雪上車に乗り換えて氷河の上を走ってView Pointまで行く。雪上車のガイド兼ドライバーのメーガンという女性が乗客を面白可笑しく盛り上げる。斜度32度という急斜面をゆっくりと降り、雪上車は氷河の上を移動。この斜面は氷河が後退してしまったために出来たらしく、50年ほど前には今よりも数十m上に氷河の天辺があったそうだ。地球温暖化と叫ばれるが、この氷河の後退が自然なサイクルなのか行き過ぎなのか気になるぐらい、氷河は小さく後退してしまっていた。

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雪上車は丁度アサバスカ氷河の中央ぐらいで停車。多くの雪上車が止まり、さながら駐車場のような場所になっている所から、眼前のコロンビア大氷原を眺める。夏だというのに風は冷たく強い。この風は大氷原の冷気が上空の空気を冷やして作り出すものだそうで、年中吹いているそうだ。夏で雲ひとつない天気で太陽が暖かいのでまだマシだが、寒い時期に氷河の上に立つというのは我慢大会のようなものだろう。

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氷河は意外に表面が汚い、というのも真っ白ではなく、周囲の山の土や山火事の灰などが凍りに混じって、表面が茶色っぽいのだ。遠くから見ると角度の関係でより茶色く見え、え?氷河?と思ってしまうぐらいでツアーの参加を躊躇してしまいそうになるが、実際にその上に立つとそこがまさしく氷だと分かる。表面が削れてその下が見えている場所では、氷が透けて数十センチ先が青白く見えるのだ。氷河だから表面には小川があるが、その底も氷。雪山とはまた違った風景に、やはり氷河の上に立ってみて良かったなと想像以上に楽しむことが出来た。

ツアーが終わって帰って来たら3時前になっていた。お土産などを物色し、今日の宿泊地のジャスパーJasperまで北上、1時間少々で到着した。ジャスパーの街はバンフに比べれば小規模でのどかな雰囲気。Information Center前の芝生で寛ぎつつ、買い物と洗濯を済ませた。キャンプ地はWhistler Campgroundで、700を超えるサイト数を誇る。Full Hookupを予約してあったのだが、サイトの近くにシャワー設備がなく、共用のシャワーの場所までも遠かったのが不便だったが、シャワー自体は無料だし湯量も豊富だった。

夕食は、日頃の感謝の気持ちを込めて(?)、私がスパゲティーを作ること。大した食材もないので、簡単なものだったがキャンプサイトで食べると思いのほかおいしく食べることが出来た。よく見ると隣のキャンプサイトでもお父さんが食事の用意をしている。キャンプになるとお父さんが率先して料理を手伝うというの
は万国共通なのだろうかとふとそんな事を思った。

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2006年09月03日

エンジェル氷河と氷河湖

朝、キャンピングカーの天井で何か物がぶつかる音で起きる。1度だけでなく何度も繰り返しぶつかっているようだ。何だ?鳥か?投石か?と思案する間も繰り返されるので、一家の主として外を捜索する事に。外に出て天井を見ると、キャンピングカーの上から物が落ちてくるのが見えた。キャンプサイトの上は背の高い松が伸びていて、よく見ると木の上でリスが暴れている。どうやら奴がどんぐりや葉をかじって下に落としているようだ。なんともキャンプサイトらしい出来事で家族で驚いた。

今日は一日Jasperでハイキング。まず始めに行ったのはエンジェル氷河と氷河湖を見に行く1時間足らずのトレイル。Jasperの南に9月でも雪を湛えるマウント・イデスMt.Edethがあり、その東斜面にエンジェル氷河と氷河湖がある。駐車場が早く一杯になるとの情報があるので、日曜日の今日は出来るだけ早くと思っていたのだが、キャンプ場からトレイル前の駐車場に着いたのは11時前。駐車場は満車だったが、その直ぐ手前の広い道に路上駐車している車の列に並べることが出来た。10分ぐらいでそこも全て一杯になったので、やはり朝早くに着くべきだろう。
トレイルは氷河湖と氷河が見れるルートと、その奥に花畑を見に行くルートがあり、両方行くと合計3時間・標高差370mはあるようだが、母まで連れては行けないので、氷河と氷河湖だけを見に行くルートにした。Loopになっているルートを、右手の比較的平坦な方から歩き出し、娘をおんぶしつつ歩くこと30分。目の前に一部だけ見えていたエンジェル氷河が、その姿をエンジェルの姿に変えるくらいに近づいた時、丘を越えたその先に氷河湖が姿を現した。乳白色気味の緑色の湖に流氷のような氷の塊が沢山浮かび、その先にはエンジェル氷河が巨大な姿で浮かんでいる。想像以上に印象的な風景で、カナディアンロッキーで一番の風景かもと思わずにはいられない。

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ここでおにぎりを食べつつ、娘と氷河湖に石投げなどしてゆっくり過ごす。周りの人の中には、氷河湖の氷の上に乗っている人もいたが、これは危ないのでさすがに遠慮しておいた。小一時間ほど、思ったよりゆっくりと休んでいたら、時々小さな雷が鳴るような音が聞こえた。これは氷河が崩れる時の音のようで、小さな氷がエンジェル氷河の上を転げ落ちていたりする。そんな風景を見ていると、驚いたことに眼前の氷河が轟音と共に崩落したのだ。それも2回。

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1回目は場所が分からずに見逃したが、5分後ぐらいに二回目の崩落が同じ場所であった時は見逃さなかった。氷河は毎日移動していて、崩落は毎日あるようだが、見ごたえのある大きさの氷が氷河湖に崩れ落ち、その余波で湖面に浮かぶ氷がこすれあってコツコツと地鳴る様は幻想的だ。いつ行っても見れるかどうかは分からないが、気軽に来れて短いトレイルの割には他に無い光景が見られるエンジェル氷河と氷河湖のトレイルは、カナディアンロッキーで一番のお勧めハイキングコースだ。

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町に戻ってきたら3時頃になっていた。洗濯をしつつInternetにつないでメールチェックをしたりし、気がつけば5時。まだ夕食までは時間があるので、マリーン渓谷に行くことにした。車で15分ほどマリーン湖方面に走るとすぐに到着。
駐車場の直ぐ近くに渓谷はあり、30分ほど歩いてUpper Fall Loopで滝を見た。この渓谷はカナディアンロッキーで最大の規模らしいが、それよりもその渓谷の狭さと深さに驚かされる。場所によっては両手を伸ばせば届きそうなぐらいに狭い渓谷は、(行ったことないけど)噂に聞くアメリカのザイオン国立公園Zion NPのナローズNarrows最深部を彷彿とさせる。その渓谷を上から眺める形でトレイルは作られていて、これも気軽に見れる割には中々の風景だ。バンフ近くのジョンストン渓谷Johnston Canyonよりもお勧め。

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その後、マリーン湖にはいかず、キャンプサイトに帰って早めの夕食を食べ、早めに就寝することにした。マリーン湖のスピリット・アイランドはよくパンフレットなどで見るカナダを代表する風景。その島を見に行くのに一人$35/90分のクルーズに参加しないといけないらしい。これを見ずしてジャスパーJasperは語れないらしいが、アメリカのグレーシャー国立公園Glacier NPで同じような風景を無料で見たので、1万円以上も払う気になれずに断念。

これで、明日からは一路シアトルSeattleに向けての帰路となるが、まだ見てないルイーズ湖Lake Louiseとモレイン湖Moraine Lakeに寄らないといけない。ちょっと回り道になるので、旅程の立て方をもっと考えれば良かったと思った。(当初はカナディアンロッキーのハイライトと言うアイスフォールド・パークウェイIcefield Parkwayを南北両方から走りたいと思ったのだが、北行きだけで十分だったか…)

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2006年09月04日

ロッキー大返し

いよいよこの旅も終盤。今日から2日間でSeattleまで戻らないといけない。走行距離は1300kmほどになるので大変である。

朝、Jasperのキャンプサイトを出発。帰り際に懲りずにまたちょっとしたトレイルに。Five lake trailという比較的平坦なトレイルだと本には説明があったのに、歩いてみたら上って下るのが続くので言うほど平坦ではない。素晴らしく澄んだ湖だというので期待していたのですが、あいにく曇り空だったためにこれまた思ったほどではなかった。

昼ごはんを食べ、ひたすら南下開始。あまりスピードの出ないキャンピングカーを快調に飛ばし、昼半ばにコロンビア氷河のあたりに到着。道端でビッグホーンシープのような動物を発見。しかしビッグホーンシープは通常人には近寄らないはずなのでひょっとして別の動物だろうか?

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さらに南下し、ボウ峠に差し掛かり、前回と違って今日は日の位置が良かったので絶景を拝むことが出来た。気持ちが良いことこの上なし。

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道を南下していて気がついたのは、この道は北上する時のほうが景色がよいということ。北上すると、山脈の南側斜面が太陽に照らされて映えて見えるが、南下中だと逆光になるのでぼやけた写真ばかりになってしまうのだ。もし一回しか通過しないなら、バンフから入って北上してJasperまで行くことをお勧めする。(結構重要かも)

Lake Luiseまで来たときにはもう日が暮れていた。最後にルイーズ湖に寄ったが、西向きに湖を見るので完全に逆光で何も見えなかった。今回の旅の一番の失敗は、Lake Luiseに来た時に北上してクロウフット氷河やペイト湖を見るのではなく、ルイーズ湖とモレイン湖をみるべきだったということ。帰り道にLake Luiseに寄るのでと思っていたが、このように夕方についてしまうと実際上見ることが出来ない。

ちょっと残念な気持ちになりながら、一路西へRevelstoke目指して移動。スパイラルループという長い列車がトンネルの始まりと終わりの両方で見ることが出来るポイントに立ち寄りながら、カナディアンロッキーを後にした。Revelstokeについたのはもう夜。キャンプサイトでお勧めのレストランを紹介してもらい、最後の晩御飯はステーキを食べた。まずまず美味しかったです。

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2006年09月05日

爆走キャンピングカー

翌日、今日もひたすら移動。あと600kmぐらいだろうか…

Revelstokeからは特に何もするわけでもなく、ハイウェイをただ南下するのみ。キャンピングカーにあるまじき速度で車体を揺らしながら走行車線を突き進む。凄い勢いでなくなるガソリンとベースとなったFord車に苛立ちを感じながらも、安全運転を心がけて国境を目指した。

国境はショートカットしたため田舎の検問所だった。田舎の検問所だと何故かあっさりと通過出来ることが多く、今回もほとんどノーチェックで車を降りる必要がなかった。

アメリカに帰ってくるとほっとする。ワシントン州に入ってからも田舎道をひた走り、I-5に合流したのは夕方頃。そこからは慣れた道であり、程なく自宅に到着した。

出発した初日は、運転するのが怖かったI-5も、最終日の今日ではすっかりなれた車体感覚で何なく走ることが出来た。何かと不満が多かったキャンピングカーであったが、もう乗ることはないであろうと思うと、車内から荷物を運び出すときにちょっと寂しい気持ちにもなった。何よりも、無事に事故なく帰ってこれたということは喜ばしい。今回もいい旅だった。

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