快晴!のロッキーとペイト湖
今日は雲ひとつない快晴。一時はどうなるかと思ったが、天候に恵まれてよかった。
バンフを去る前にバンフ・スプリングスが良く見える展望台に寄る。Tunnel Mountainの近くにある場所で、ここから眺めるホテルは手前にボウ川を配し、完璧な姿だった。
Tunnel MountainのCampgroundを去り、今日からはLake LouiseのCampgroundにすることにした。今後北上するので、その方が無駄な移動が無いからだ。Trans Canadaの1号線を通り、30分少々でLake Louiseに到着。Banffからは結構近い。
Lake Louise Trailer campgroundは189 Sitesの大きな施設だが、Full Hookupはなく、Electricityまでのサイトならある。ただ、水と排水は共用施設で出来るので実際はあまり支障がない。
予約はしていなかったので、11時過ぎに到着してサイトを確保。金曜日だったが、まだ空きに余裕はあったようだ。サイトまで現場確認に行くと、隣に先約がいた。初老の夫婦のようで、Washington DC近くのMaryland州からカナダロッキーまで5ヶ月掛けて来たそうだ。現役引退したから時間があるという事だが、たった10日間でも結構疲れるキャンピング生活を5ヶ月も、そしてこれからも続けるという感覚は、なんとなくアメリカンだ。
今日はボウ峠まで行って、ボウ湖とペイト湖を見ることにした。カナディアンロッキーのハイライトと言うべきアイスフィールド・パークウェイIcefield Parkwayを通り、ペイト湖まで45分位だろうと予想して出発。Icefield Parkhwayは1号線を北上して直ぐだった。Icefield Parkwayは噂に違わぬ凄い道だ。左右に雪を称えた高山に囲まれ、北西に向かってJasperまで250kmほど伸びている。北上すると、丁度右手の山は日中太陽に照らされて日陰にならないので、眺めは北上の時の方が良い。素晴らしい景色を眺めながら、30分ほどで左手に多きな氷河が山に張り付いているのを発見。View pointの標識があるので立ち寄ると、それはクロウフットCrowfoot Glacierという氷河だった。元はカラスの足の3つの爪のような形に見えたからその名がついたらしい。今は爪の1つが無くなってしまった。
ボウ湖はCrowfoot Glacierから道を下って直ぐのところにある。湖畔に赤いコテージの宿があり、奥には名前は忘れたが大きな氷河が見える絶景。
地球の歩き方によれば、このコテージで軽食も取れるというのであてにしていたのだが、実際はポテトチップとビーフジャーキーしか売っていない。やられた…この本、表現が大げさな事が時折ある。駐車場が満車でワザワザ遠くに止めてまでやって来たのにハズレだった。時間は1:30を回り、空腹は深刻さを増す一方で私の機嫌も悪くなる一方(私は本能に忠実)。
Lake Louiseに引き返すか、それともペイト湖を見るために北上し、そのままCrossingまで行けばレストランがあるのでそこまで行くかと迷い、結局北上することにした。Crossingまで30分。空腹のため、ペイト湖を通り過ぎてCrossingのレストランに到着してカフェテリアに駆け込む。慌てて買ったサンドイッチ3
つとスープ2つで$40もして大いにへこむ。どうもついてない。
味はともかく空腹は満たされたので、南のペイト湖まで戻った。ここは駐車場に車を停めて5分ほど歩くと地球の歩き方に案内があったが、実際はやや上り坂で10分ぐらいかかった。道の脇には残雪が沢山あり、通行人の話では二日前は峠で雪が降ったそうだ。どうやら天候的にはこの旅はついているらしい。
ペイト湖の展望台には多くの観光客がいて、写真を撮りまくっていた。その気持ちは分からなくもない。雲ひとつ無い青い空、氷河に削られた岩山と残雪、森林限界の高さまで埋まる針葉樹の森、乳白色を帯びた不思議な緑色の湖、遠くまで伸びる道、この展望台からの眺めはカナディアンロッキーの魅力を凝縮しているのだ。ここは本で見ていた写真から受ける印象よりも、実際ずっと強烈である。
食事でへこんだ気持ちを吹き飛ばすのに十分なペイト湖に感激し、帰りのトレイルでは娘と雪合戦ではしゃいだりした。自然の美しさは人の気持ちを晴れやかにさせてくれる。
今日の観光はこれで終わり。Lake Louiseまで南へと戻り、街で夕食などの買出しを終えてCampgroundに戻ったら7時前だった。今日の夕食は鳥のシチューとサラダ。外食ばかりしていると飽きてくるので、自炊の夕食が嬉しい。旅行なのに手間が掛かる妻と母に感謝しつつ堪能。おいしかった。















