2006年06月08日

いざYellowstoneへ

とうとう出発だ。私は忘れ物が得意なので旅に出る時はいつも何かそわそわするのだが、今回の旅行は何せ55日間もあるので、大切なものは何も家に残さないから逆に安心だ。朝から車に手当たり次第に荷物を車に詰め込んだ。使用頻度の低いものをシビックのトランクの奥に、硬い備品や薬などは出しやすい左右に、嵩張るけど毎日出し入れする衣類などは中央に配置。もっとも使用頻度の高い持ち回りの品や食料・飲みものは車内に持ち込んだ。

昼過ぎ、普段と同じように車をアパートの駐車場から走らせ、I-405というフリーウェイに乗る。いつもと変わらない風景で実感がまったく沸かず、特に感慨深いというわけでもない。直ぐに東行きのI-90に乗り換え、20分ほどでCostco(米大手卸兼スーパー)のあるIsaquaに到着。ホットドックなど昼食を少し買出しをしてさらに東に向かい、Snoqualmieの山々を越える。シアトルに住んで1年になるが、車で東に最も行ったのが、1時間で着くSnoqualmieのスキー場までなので、ここから先は未開の土地だ。日本でもアメリカでも、初めて訪れる土地にはいつもワクワクするので、これから55日間はワクワクしっぱなしだろう。

米国本土の北西の端(アラスカ除く)、ワシントン州を東に走るとコロンビア川をまたぐ。森深いシアトル周辺とはうって変わって、景色はさまざまに変化しはじめる。通過したあたりはちょっとした渓谷風。
コロンビア川はアメリカではミシシッピー川に次ぐ長さで、流量だと1番だと聞いた。北はカナディアンロッキー、南はGreen Riverというグランドキャニオンの北から流れ出す大河がコロンビア川の支流だ。今回初めてみたが、河口(オレゴン州ポートランド)から数百キロ上流にもかかわらず、深くて広い川で迫力がある。

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コロンビア川を越えると、ワシントン州第二の都市、Spokaneに続く道は長い直線に変わる。周りの景色は写真のとおり、何処までも牧草地帯。写真はその広大な牧草地帯に水を撒く移動式の噴水機。面白いのはこの機械は円を描くように動き、軸の部分から水を供給している。なので水を撒く範囲は円形となり、牧草地も円形となっている。(GoogleMapで確認したい人はこちら

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Spokaneまでの途中にちょっとした事件が。大体制限速度は65マイル(時速100kmちょっと)のフリーウェイなので、私は俗に「10-15マイルオーバーまでは見逃してもらえる」という説を信じて80マイルほどで走っていたら、やられました。ちょうどSpokaneまでの中間地点あたりで、影に隠れていたパトカーに81マイルで捕まってしまいました。そんなに速度超過しているわけではないのに…旅行初日から捕まるとは幸先悪すぎます。
近づいてきた警官に免許書を見せ、学生だと説明。81マイルだったぞと注意を受けましたが、不幸中の幸いで切符は切られませんでした。運がいいのか悪いのか…

Spokaneに到着したのは夕方6時ぐらい。ここで夕食をとる事にし、町を回ると簡単に日本食の店を発見。「これから内陸に行けばいくほど、きっと日本食が食べられる可能性は低くなる」ということで、迷わず入りました。食べたのはにぎり&うどん定食と鯖の塩焼き定食。やや怪しげな店構えでしたが、内陸の都市でもそれなりに日本食が食べられるのは西海岸/North Westだからでしょうか。

おなかが一杯になったところで、今日の宿泊場所のMontana州Missoulaまで車をさらに走らせます。既に空も暗くなりかけ、走っていると真っ暗になってしまいました。Missoulaに到着したのは10時過ぎ。フリーウェイのすぐそばのモーテルに止まり、寝たのは12時になってました。

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2006年06月09日

大雨の中、Yellowstone到着

今日も6時間ほどドライブをしなければいけない。いや、6時間でYellowstoneに到着するという事の方が嬉しい。どんな所なんだろうかと早くも期待が膨らむ。

朝から娘とプールに入ることになったので、朝食の後30分ほど遊ぶ。これが娘にとっては生涯初プール。しかし何故かMotelの簡易プールでのデビュー。それでも娘は大喜びだ。Check outギリギリまで滞在し、宿を出発したのは12時。昨日は夜に到着したので宿の周りの風景を見るのは初めてだったが、何とも見たことの無い山並みだ。しいて言うならばサンフランシスコの丘陵地帯に似ていて、Windows XPのデフォルトの壁紙にも似ている。木が殆ど生えてなく芝やブッシュに覆われた丘があちらこちらにある。

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やや曇りな天候を気にしながら、早速車を出発させる。昼飯はフリーウェイ沿いの寂れたレストランで済ませた。ハンバーガーとスイスチーズが乗ったサンドウィッチは美味しかった。インターステート(フリーウェイで、各州をまたぐものはこう呼ぶ)は大体75マイル制限なので、きっちり80マイルにCruise controlを設定して走行する。Cruise controlとはアメリカでは標準的な装備だが、指定した速度を車が自動的に維持してくれる便利なもの。だが、この機能の有難味が分かったのは今回の長距離ドライブからだ。 アクセルを踏まなくていいので足が随分楽なのだ。
昼食をとった店で妻がチョコレート屋のチラシに目が行き、そこに行ってみたいという。場所を見ると丁度通り道でもあるのでちょっとフリーウェイを降りてぶらっと寄ってみることに。こんな自由気ままに旅行出来るのも今回の旅のいい所だ。着いてみると思ったよりも大きな店でびっくり。数え切れないほどのチョコレートやキャラメルなどがあり、妻子は大喜び。しかし自制心を働かせたのか、何とかまともな分量での購入に留まった。味はうーん何とも。でも面白い店でした。

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フリーウェイに戻り、またひたすらに車を走らせる。夕方になるにつれて、雲行きがかなり怪しくなってきた。雨はどんどん強さを増し、BozemanというYellowstoneに向けてインターステートを降りる街に着いた頃にはまるで台風のような雨・嵐。あまりに激しくて速度は急に30マイル以下になる。見たこともない急激な自然の変化に、アメリカの自然の厳しさを感じる。Yellowstoneは大丈夫だろうか?とやや不安を覚えつつも191号線を南下。

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走ること2時間。やっとWest Yellowstoneに到着!思ったよりも長かった。

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結局到着は夜8時で、直ぐに近くのレストランに入るも、Barの時間になっている所は子供連れでは入れない。小雨がぱらつく中、数件となりのアメリカンな店で肉を食らう。牛・豚・鳥の3種の肉がのった皿とサラダとパンという簡素な物だったがそれなりに美味しい。食べきれないので持って帰って明日の朝食にすることにした。
宿に帰ると娘がプールに入るとせがむので仕方なく本日2度目のプール。今度は温水プールだったのでかなり暖かくて気持ち良かった。他の宿泊客に可愛がられる娘ははしゃいでプールサイドを走ったら滑って尻餅をつき後頭部を打ってしまった。今度はちゃんと注意して見ていなければ…
洗濯を済ませた後、就寝前に明日の天気予報を確認したら、Scattered Thunderstormとある。散発的落雷? 予報は充てにならないが、明日の天気が心配だ。

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2006年06月10日

雷のOld Faithful、満月のLake Country

思ったよりも惰眠を貪り、9時過ぎに起床。遅めの朝食を取り、何だかんだと用意をしていると宿をCheck outしたのは11時。余裕のある日程を組んだことをいい事に、これから毎日Check outがギリギリになる予感。
いよいよYellowstone National Parkに入る。天気は晴れと雷雲が混じる不思議な空模様。今日はYellowstoneの南半分のGeyther Areaを回ってLake VillageのLake Lodgeに宿泊予定だ。 Yellowstoneは会社の同僚が「俺が行った国立公園の中では一番印象的でお勧めだ」と言っていた事から、私の中では期待値が高い。

今夜はLake lodgeに泊まることから逆算し、2時間ほど掛けてWest Yellowstoneからいくつかポイントを見つつ移動し、昼食はOld Faithful villageで取ることにした。まずは道中のFirehole Canyonに寄り道して滝を見る。

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その後、Fountain Flat Driveの終点にある小さなプールを見る。後から考えれば小さなものだったが、初めてだったので硫黄臭さと周りの景色の良さに気持ちよくなった。遠くの方で落雷があったようで音が聞こえるので急いで車に戻る。その次はFountain Paint Potでボコボコ沸き立つ泥の池?を見る。その後、Old Faithfulまでの道には数多の間欠泉や温泉やマッドポッドがあり、一々見ていたらキリが無いと思い、いくつか飛ばして一気にOld Faithful Villageに移動。
Old Faithful VillageはOld Faithful Inn(世界最大のログハウスにして国の歴史的建造物に指定されている)があるYellowstoneの最も大きなVillage。Visitor Centerやホテルやレストランや土産物屋は勿論、日用品雑貨店やランドリーやガスステーションや車の修理センターまである。
Snow LodgeのDinningで思いのほか美味しかったスープとサンドウィッチを食し、有名なOld Faithful Geyserを見学。このGeyser(間欠泉)は約一時間半毎に噴上げることから信頼できる(=Faithful)という名が付いたGeyserで最も有名な間欠泉です。予定時刻の10分ほど前に間欠泉の周りの見学席の最前列に陣取り、その瞬間を愚図る娘をあやしつつ待つと、シュワシュワという噴出しが段階的に大きくなって20mほどの高さまで噴上がっているのが見えます。がしかし、風向きが変わって噴出によって出る蒸気が私たちの方に流れてきて、最大の噴出の瞬間は水蒸気で見えなかった。残念なので次の機会を伺う事にしてその場を去る。
日用品店や土産物屋によりつつ、今日の宿のLage Lodgeに向けて移動。途中、Yellowstone初、いや人生初のバッファロー(アメリカンバイソン)に道路脇で遭遇!!道の脇で草を食べてます。何もそんな所で食べなくてもと思いますが、こちらは近くで見れて嬉しいので思わず写真撮影。思ったよりも可愛い目をしています。

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今日一番の感動は、間欠泉よりもバッファローだということで意見が一致した我が家ですが、レストランに夕食をとりに行くとまたもやバイソンを発見。どうやら何処にでもいるようです。 Lake Lodgeはリーズナブルな宿です。夕食は豪華とは言えないCafetteria方式のDinningしかないですが、ローストビーフは塩味が効いていて美味しかったです。夕食を終えて外に出ると、何と正面に満月が湖面に写ってとても幻想的な雰囲気でした。

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我が家はCabinという小屋に寝泊りしたのですが、部屋は快適でもホテルとは違う自然味溢れる?雰囲気でちょっとおっかなびっくりです。特に、夜中に原因不明の音が聞こえると「熊?」とビビッてたりしました。(がしかし、後から考えるとLake LodgeのCabinに熊が出て小屋が襲われるという確率は交通事故に合うような確率だと思えるようになったのですが。)

今日は色々とあった充実した一日でした。

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2006年06月11日

熊発見そしてバイソン肉ステーキ

またもや惰眠を貪り、9時前に起床。慌てて朝食をとりにCafeterriaに。今日の天気は昨日とはうって変わって晴天です。出発前は晴れ時々雷ばかりの予報でしたが、どうやら当分晴れの日が続くようで一安心です。

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きょうはまずYellowstone River Bridge。ここはかつてマス釣りの名所で、橋の上からぎっしり並んだ釣り人が釣り糸を垂らし、遡上するマスを乱獲した時期があったそうですが、今は当然規制でそんなことは出来ません。CutthroatというYellowstone nativeなマスがいる様で、7月から釣り解禁となるらしいのですが、残念ながら今回はその機会には恵まれませんでした。

途中、Mad Pod Valcanoという間欠泉や泥池?の集まる場所に立ち寄る。

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ここで、バッファローが遊歩道に立ちふさがっていたので家族で写真撮影。いい絵が取れました。 それにしてもバッファローって何処にでもいます。

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次はハイデンバレー。美しい風景と動物が多く見れる場所で有名です。地球の歩き方「アメリカ国立公園編」で紹介されている一枚の小さな写真が美しいのでどんな所かと想像してましたが、予想以上に雄大な風景に圧倒されます。妻は間欠泉よりもこっちの方が感動しているようです。まさにアメリカ。まさにワイオミング。残念ながら昼に通過したのでバイソン(既に珍しく無くなっている)やカナダガンしかいなかったのですが、それにしても美しい。(写真に人物が写っているのばかりで公開できないのが残念)

昼食はCanyon Villageで。ここはYellowstone峡谷がある場所で、Villageから車で北側のポイントを回ることが出来ます。まずはInspiration Pointから谷の全体像を見たのですが、その深さと大きさにちょっとびっくり。でもGrand Canyonに比べれば全然小さいと言うので驚きです。Over Look PointでLower Fallを間近に見た後、次は滝の真上に出るTrailを娘を担いで下ります。スイッチバックの急な坂を15分ほど下ると、滝の真上の展望台に到着。凄い勢いで水が数十メートル下の滝つぼに轟音と共に滑り落ちて行きます。見ていると何だかこっちも吸い込まれそうな気持ちになるのが気持ち良い?です。対岸の崖を見ると、そこには南側の滝つぼ展望ポイントのUncle Tom Trailの終点があり、そこからは滝つぼの上から滝を見上げる形になるようで、そっちの方がよりエキサイティングなようです。

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(右の写真をクリックして拡大してみると、急なハシゴが見えるのがUncle Tom Trailです。)

キツイ登り坂を戻り、車に乗り込んだら夕方でした。今日は北東のRoosevelt VillageにあるRoosevelt LodgeのCabin(山小屋)に宿泊予定。車を制限速度+10マイルで飛ばして移動します。このCanyon-Roosevelt間の道はMt.Washburnの脇を抜ける山岳ハイウェイで、景色が素晴らしいです。

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(この辺りは特に大火災で焼けた跡に残る木が多かったので印象的でした)

初夏なのに残る残雪。広大な緑の谷に寝そべるエルクやバッファロー。空を何度も旋回する鷹。Yellowstoneの魅力は本(地球の歩き方)だけではイマイチ伝わってこなかったのですが、実際に来てみるとここが素晴らしい国立公園であると言われる意味が分かる気がしてきました。山・川・谷・森・湖・動物と多くの国立公園の要素を含み、世界最大の熱源集中地帯である特徴から来る間欠泉などの自然の驚異の数々。8つもあるVillageとそれぞれの設備の充実さ。総合的に見てYellowstoneは全米で5指に漏れない国立公園であると言えそうです。(と、まだ旅は始まったばかりなのですが)

Rooseveltに向かう途中、ナイアガラの倍の落差で落ちるというタワー滝付近を通過した時、動物渋滞で車が止まっているので何がいるのだろう?と探してみたら何とブラックベアの子供を発見!熊と出会えないこともあるらしいと聞いていたので、とてもラッキーだと喜んで写真を撮りました。娘が夕方なので寝てしまっていたのが残念。後で撮影したビデオでも見せてやりましょう。小熊だったせいか、とても愛嬌があり可愛らしかったのですが、今日泊まる山小屋からは5分と離れていない場所でした。

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Roosevelt Lodgeはセオドアルーズベルト大統領がその昔、Yellowstoneに視察に来た際にキャンプを張った場所に建っているのだとかでロビーには写真が飾ってありました。Yellowstoneはアメリカ初の国立公園ですが、その設立には大統領が直接その素晴らしさを確認したからという由緒正しき場所?です。夕食にバイソン肉のステーキを頂きましたが、とても美味しゅうございました。

泊まった山小屋には薪ストーブがあり、娘に手伝って(邪魔されて?)貰いながら生まれて初めて使ったのですが、一応火をつけて暖を取ることが出来た(ちょっと加熱しすぎた気がして心配しましたが)のでいい思い出です。

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夜は山小屋2回目ということもあり、物音にびっくりすることもなくすっかり熟睡しました。

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2006年06月12日

Lamar ValleyとTerrace Mountain

かなり冷え込んだ朝。家族3人の中で最も早起きな娘の「パパ・ママ起きて!」の声に惰眠から目覚める私たちです。(泊まったのはこんな小屋)

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娘は今回の長距離・長期間の旅行でもマイペースかつ元気一杯です。車の中では歌を歌い、ホテルや観光地では踊って喋ってハシャギ周り、土産物屋では毎日新しい物をねだります。小さな子供はどこもそうだと思いますが、行く先々で外人からPrettyとかBeautifulとか言われるので、最近は娘に簡単な英会話・単語を教えて受け答えさせるようにしていますが、まだHelloとかThank youとかThree (years old)とかしか言えません。

話がそれました。今日は北東のRooseveltから北西のMommothに移動してTerrace Mountainを見て、夜はLake countryのBridge Bay Campgroundでキャンプの予定です。天気は前日以上に晴れでサングラスが無いと目が焼けるほどです。いつもながらCheck outギリギリまで宿でのんびりした後、Rooseveltからちょっと東にあるラマバレーに移動。

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ここは動物が良く見える場所だというので行ってみたのですが、残念ながらバッファローしかいませんでした(すでにバッファローはハズレ扱い)。しかし、初めてバッファローの子供を発見。見た目は随分違って茶色い牛という感じです。また立ち上がったGrand squirrelとその巣穴なども発見し、ハイデンバレーとはまた違った気持ちのいいラマバレーの風景。本当にYellowstoneは綺麗で雄大なところです。

Rooseveltに戻り、タワー滝を見に行ったのですが、土砂崩れが原因で滝つぼに下りるTrailが閉鎖されてました。展望台から眺めるしかなかったですが、ナイアガラの二倍の落差という滝を見てみたかったです。 その後、石化した木(珪化木)という物を見て、Mommothに移動する途中、ラッキーなことにコヨーテとその狩の瞬間に立ち会えました。草原の中でゆっくりと忍び足で移動するコヨーテを見守ること15分ほど。一気に飛び掛って何かリスのような動物に喰らい付く場面をじかに見れて感激です。自然のままの動物の姿が見れるYellowstoneならではの場面でした。

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Mommothには遅めの昼食を取り、今日のメインであるテラスマウンテンを見て周ります。テラスマウンテンとは、トルコのカムッパレや秋芳洞の百枚皿にそっくりのあの石灰岩が固まって白いテーブルのようなものが段々に重なり山のようになっているあれの事です。以前トルコ旅行に行きたいと思っていた私はとても見るのを楽しみにしていたのです。メインはミネルバテラスという場所ですが、行って見るとなんと温泉の噴出が止まっていてテラスはカラカラに乾いてしまっていました。

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ちょっとガッカリしてTrailを歩いていると、別の場所で見事なテラスマウンテンが出来ていて大喜びです。大きさはミネルバほどではありませんが、その姿は私の想像以上に神秘的で美しく、Yellowstoneの中でも最も思い出深い風景の一つとなりました。これは是非見るべきです。自然が作ったとは思えないような構造をしており、何処と無く調和が取れた姿とカラフルな岩肌と白い石と流れる透明な水のコントラストが実に綺麗です。どうやらテラスを維持する温泉の湧き道は常に変わるらしく、行った時によって見える風景が違うのだそうです。また機会があって行った時には別の光景が見れるのだと思うとそれも驚きです。

すっかり夕方になってしまったので北端のMommothから急いで南端のLake countryに移動しなければいけないのですが、北ゲートにある石造りのゲートを見るために5マイルほど北上。記念撮影をした後に1時間半ほど掛けてキャンプ地のBridge Bay campgroundに移動です。途中、Hayden Valleyを通過した時に見たバッファローが秀逸でした。目を閉じて眠りながら鼻水を垂らし、背中では小鳥が止まってました。

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Bridge Bay campgroundは設備も整い400以上のサイトを備えた公園内1・2を争う場所です。熊対策の食料保管方法についての指示を聞いた後、自分のサイトに到着したのは7時半頃でしたが、Yellowstoneはかなり北にあり10時頃までは電灯なしで活動可能なので、30分ほどで問題なくセットアップは完了しました。予想外だったのはこの数日の晴天続きのためか夕方のためか、蚊が非常に多く夜が不安になったのですが、実際はテントの中に入って来ることも無く問題にはなりませんでした。娘はテントは大好きで、はしゃぎ過ぎて夜中々寝付けないほどでした。今回の旅行では10回ほどキャンプをする予定なので、娘がキャンプ好き(でも虫は苦手)で助かります。

寒い夜でしたが、寝袋のお陰でそれほど寒さを感じることはありませんでした。夜中に移動しているコヨーテかオオカミの遠吠えが2・3度聞こえ、自然を感じると共にその後やや眠りにつけなかったです。でも寒くともキャンプは是非お勧めです。

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2006年06月13日

急勾配トレイル@South Rim

出発してから6日目。やっと残り50泊を切りました…先は長いです。テントではエアベットを使い、摂氏3度までOKの寝袋に入って毛布も羽織ったので概ね寒さを感じることも無く過ごせました。娘はテントの方が好きだと喜んでますが妻は寒くて寝にくかったらしいです。寒いところのキャンプはこれで最後?で次はグランドサークル各地となるので寒さはこれほどではないはずです。

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今日はYellowstoneの残りのポイントを見て周ります。キャンプ場から近いFishing Villageで朝食(値段の割りに美味しかった)を取り、Fishing bridgeやYellowstone riverでマスの遡上を見ました。YellowstoneのマスはNativeといって地元原産?の種類だそうです。茶色がかった大きめの魚で手の届くぐらいの場所に数多く泳いでいます。一応釣りをする人なので釣りたい気持ちがうずうずしますが、釣りの解禁は今年は7月中旬だそうです。
マスが大量に泳いでいるので、マスが川を飛び跳ねていて簡単にマスの遡上が見れるのかと思いきや、まだ少し時期が早いということで、飛び上がるマスはめったにいませんでした。残念。カメラを持って何十分もじっと同じポイントでマスを狙っている根気強いカメラマンがいましたが、我が家は10分ほど眺めて諦めました。

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次はレンタルボートをしようかと思って貸し出し場所に行ってみると、何と15日から貸し出し開始だというではないですか。その日にはYellowstoneを離れているので、これも残念ながら未体験となってしまいました。

あれこれしている間に昼ごはんとなり、Canyon Villageで軽食を取った後、今日の目玉、ロウアー滝をサウスリムのUncle Tom Trailから眺めに行くことにしました。このトレイルは滝ツボ近くまで降りていく道で、途中が急斜面に階段を作ったものでかなりスリリングなのだそうです。私はこういうのが好きなので是非とも歩いてみたいと思っていました。 やや気乗りしない感じながらも付いてくる妻と何事にもはしゃぐ娘と共にトレイルを出発。少し山道を歩いた後についたトレイルの階段は噂に違わぬ急勾配ぶりで嬉しくなります。がしかし、ここで階段を上り下りするのが大好きな我が娘が自分でこの階段を歩いて降りるというのですビックリ。言い出したら聞かないので、何段か降りたら怖くて止めるだろと思って妻が手を繋いで一緒に降りてやると、一歩ずつ真剣に降りていきます。足元は網目状の階段なので下を見ると相当怖いはずなのに一向に降りるのを止めません。とうとう殆どの階段を自力で下りてしまいました。恐るべし我が娘。途中ですれ違う外人達も驚いてました。(親は児童虐待だと通報されるのじゃないかと心配したりするのですが…)

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到着した展望ポイントは、滝つぼ近くと聞いていたのですが、それほど近くは無く水しぶきも風向きが良くて掛かることもなかったです。帰りの上りは大変なのでゆっくりと休憩しながら写真を取ったり、人の写真を撮ってあげたりしながら15分ほど休みました。先日行った滝上の展望ポイントがかなり上に見えましたが、あそことはまた違った迫力のあるロウアー滝は見事でした。

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上りはさすがに娘も速度が遅く、途中などか抱っこして上りましたが、娘を抱いて上るとちょっと上っただけでも足にきます。この後、色んな場所でトレイルを歩く予定なのでこの程度で音を上げるわけには行かないとばかりに張り切って上がると、往復1時間ほどで踏破出来ました。地球の歩き方に書いてある標準時間通りなので、これで大体他のトレイルに行った際にも掛かる時間と必要な体力がどの程度か察しがついたと思います。

その後は、ノリス経由でGayser Countryに向かい、Snow Lodgeというホテルに宿泊。先日昼ごはんが当たりだったホテルなので夕食もここでとったのですが、選んだメニューがハズレばかりで、この旅行最高レベルの夕食代にも関わらず正直美味しくなくて残念でした…

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2006年06月14日

さようならYellowstone、こんにちわGrand Teton

Snow Lodgeの部屋はかなり快適でした。特にお風呂が深くて気持ちよかった。今までYellowstoneでは小屋2泊、テント1泊だったので余計にそう思ったのかもしれませんが。
起きたらあいにくの雨。連日晴天だったので雨を予想してなかったのでちょっとがっくり。何故かOld Faithfulに来ると雨に見舞われます。 外はあいにくの小雨なので、先日は間近で見たので今日はGeyser(間欠泉)は室内からガラス越しで見ることに。

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今日の噴出は風向きが良かったので水柱がばっちり見えました。これで背景が晴天だったら気持ち良かったのですが。もし数日Yellowstoneに滞在するなら、Geyserを見に行く時は天気の良い日時を選んで行くべきですね。

その後、Geyser Countryで見てない間欠泉を幾つか見に行きました。Saphire Poolという場所は間欠泉のように噴出はしないのですが、熱水が湧き出ていてプールのようになっている場所です。ここの水は本当に澄み切った青でサファイアのようでした。ここはお勧めです。

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GrandというOld Faithfulと同じぐらいの高さに噴き上がり、それが8-12分ほど継続するという間欠泉も見たかったのですが、噴出間隔が8-9時間ということで、その日は朝方と夕方に噴出予定だったので、我々の予定と合わないので残念ながら見れませんでした。Yellowstoneには数多くの間欠泉がありますが、私の調べたところだと、Old Faithful/Saphire Pool/Grand/Fountain Paint Pot/Fountain Flat Drive辺りが一見の価値ある場所かと思います。

そうこうしているうちに、もうお昼を大きく回ってしまいました。名残惜しくもあるものの、ほぼ全ての見所を見たので、今日は次の国立公園、Grand Teton NPに移動です。Grand TetonはYellowstoneのすぐ南にあり、Geyser Countryからは2時間弱(注意:公園の敷地の距離は10kほどしかありませんが、それぞれの公園内でビレッジまで行くのにそれなりに時間が掛かるので)もあれば北部のビレッジであるColter Bayに到着です。

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今日は天気も悪く、もう夕方過ぎだったので食事を取って寝ることにしました。泊まったColter Bay Cabinsで、バス付キャビン。クウィーンベッドも二つあり、当日電話で抑えた割には良い部屋だった。食事は併設のCasual Restaurantでとったが、これが想像以上に美味しい当りメニューでうれしかった。

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2006年08月24日

初キャンピングカー

前回の55日間アメリカ大陸ドライブ旅行が終わったのがつい先日にも関わらず、また旅に出る。
旅行で幾度となく目にしたキャンピングカー。今回の旅ではその憧れ(?)のキャンピングカーを使って、Yellowstone ~ Glacier ~ Canadian Rockyと縦断。全くの初めての経験なので、使用に当たっては不安と期待が入り混じり、いい旅のネタになるだろうと期待(?)大です。(キャンピングカーの利用については、別途まとめのページをご覧下さい。)

レンタル会社はCruise Americaという最大手。国立公園を旅していると、どこでも1台は目にします。大手なのでトラブルが少ないだろうと願ったのですが、初日から想定外の事が発生して手を焼きます。まず、レンタル当日は昼過ぎに出発しようとしていたのですが、利用規約では昼の3時からしかレンタル出来ないとあるのに気づいてなかったのです。前日にCruise Americaに電話して発覚。仕方がないので、2時には家族で店に着き、Instructionのビデオを見たあと、3時から早速出発!と思って3時になったらレンタルのキャンピングカーが洗車から帰って来ないのでちょっと待ってと言われます。ちょっとと言われたのですが、10分・20分と待てどキャンピングカーはやって来ません。何でだと文句を言うと「3時というのはGuaranteeではない」とか言います。でもこちらは丸1日分の料金を払っているので納得行きません。早くしろとか何とかクレームをつけ、キャンピングカーがやって来たのは4時過ぎ。さあ出発だ!とは行かず、今度は車内の傷チェックです。チェックシートを持って目に付く箇所を記述し、さらに車内の設備が一通り動くことを確認し、不明な点が無いように質問し、車内に荷物を積み込んだりとしていると、結局出発は5時前になってました。

今度こそ出発!です。いつもCIVICに乗っている私にはFordの車体を改造して作った25FeetsのRVキャンパーはバスに等しい大きさです。加速も驚くほど悪く、4ドア日本車のフィーリングとは全く違います。巨大なサイドミラーを調整し、国道に出る時には車の後方が振れるのにかなり気を使って曲がり、走りだしてはレーンの幅一杯まで広がるので車線変更にも気を使います。

何とかI-5とI-405の渋滞を乗り越え、2号線からレーベンワース経由で今日の目的地 Spokaneを目指します。予想到着時刻11時。6時間のドライブを夕方5時から初RVキャンパーで見知らぬ道を走るというのは結構危ないです。

それでも、レーベンワースを抜け2時間ほどでWenacheeまで着いたころにはかなり気持ちにも余裕が出てきました。渋滞がなければそれほど難しいことでも無さそうです。
しかし予想外に困ったのは車がガタガタとウルサイ事です。考えてみれば、車内にはガスコンロや電子レンジや冷蔵庫、さらに数々の収納棚があるので、ちょっとスピードを出して(60マイル程度)走っていて段差があれば車内の設備が揺れてうるさいとは想像できたこと。しかし普段外から第三者として見ている分には車内は快適そうにしか見えなかったので、こんなにうるさいとは思いませんでした。思うに、Fordをベースにしているからか、サスペンションとかあまり良くないのでは?と素人考えに思ったりします。
さらに2時間走って凄い勢いでガソリンが無くなっていることに気がつきました。これも想像できる範囲なのに想定外でしたが、CIVICの3分の1ぐらいの燃費です。ガソリンも平気で1回1万円とか掛かり、ちょっとショック。何だか走れば走るほど地球に悪いことをしている気分でとても嫌な気分です。燃費の悪い車に乗っている人の気持ちが分かりません…

とまぁ、想像よりも悪い点が目に付いたキャンピングカーでしたが、Spokaneに夜11時について夕食(!)を食べる時は、家で用意してきたカレーを温める事が出来ました。キャンプサイトは大手のKOAで予約しましたが、サイトには電源と水道と下水設備が整い、テントでキャンプするのに比べれば全然快適です。

あ、もうひとつ残念なことが。今日はもっと早く出発出来る予定だったので、Spokaneの前にDry Fallsという場所に夕方寄る予定でした。ここはその昔、ナイアガラよりも大きかったという滝があった場所で、今は枯れ上がっているそうですが、一度見てみたかったのです。Coulee Cityという街の直ぐ南にあり通り道なので通ったのですが、真っ暗で何も見えませんでした。ここはまたの機会に是非訪れたいと思います。

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2006年08月25日

再びYellowstoneに

朝はキャンピングカーのキッチン設備を使って残ったカレーを温めて(定番ですね)食べました。サイトには大抵テーブルと椅子が設置されていますので、今日は外で。晴れていて外で食べるカレーは格別です。

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今日はYellowstoneまで移動なので大変です。Spokaneを出発し、Missoulaについたのは昼過ぎ。前回CIVICでYellowstoneに行った時は1泊目がMissoulaだった事を思えば、Yellowstoneまでの道はまだまだあります。

道中、初めてアメリカ大陸をドライブしている母は、終始その広さと景色の面白さに驚きの連続です。キャンピングカーは目線が高くなるので、景色が良く見えるのは良い点でしょう。

キャンピングカーの利用も2日目となり、良い点と悪い点が見えてきました。母や妻が子供と遊ぶのも、CIVICでは身動きが取れませんが、キャンピングカーなら足も伸ばせるし車内移動も自由なのがいいです。また、冷蔵庫にいつでも飲み物があるので、気軽に取り出せて飲めるのもいいでしょう。
また、悪い点は設備の貧弱さ。これは借りた車体がハズレだったのかも知れませんが、とりあえず水漏れします。水道下のパイプから漏れるようで、朝になったら床の端に溜まっていて靴下が濡れて嫌な目に合いました。また、カーブで勢いがあると車内で物が飛びます、というと大げさですが、転がりやすいテーブルの上の物などが床に落ちたりするので注意が必要です。などなど、使ってみて初めて知るキャンピングカーのわびさび。

キャンピングカーといえば、フリーウェイでは走行車線を走り、精々60マイル程度でのんびりと走るものだと思いますが、私の場合はCIVICと同じような感覚で70-80マイルを出してフリーウェイを突っ走ります。時には遅いセダン車やトラックを軽快に抜いて行きますので、回りから見れば変な(危ない?)キャン
パーでしょう。でも、それぐらいのスピードで飛ばさないといつ着くのかと思ってしまうほどYellowstoneは遠いです。

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Missoulaから走ること5時間ほどで、Yellowstoneの北のLivingstoneという町に着いたのは6時になってました。しかも時間帯が1時間違うので実際は7時。明日以降の買出しをスーパーでし、さらに南に1時間走ってYellowstoneの北口にある街に着いたら8時。今日の夕食はレストランで食べざる得ないので、西部劇風のレストランでRibとトラウトを食べました。味はマシな方で妻子はOKでしたが、アメリカンな料理が初の母はあまり口に合わなかったようです。

結局、今日の宿泊サイトであるMadisonというYellowstone内のCampgroundには11時前に着きました。こんなに遅くCheck-inした場合、事務所の窓口にLatecheckinの人のために書類が張って残されています。それを見て自分のサイトを確認し、Check-inの手続きは翌朝行えばいいという手順です。
無事にサイトに辿り着き、さて寝ようかと言う時、車内の食べ物をBear Boxに入れるべきじゃないか?という意見があり、冷蔵庫内なら大丈夫では?という意見もあるものの、例の事件以降すっかり熊に警戒心がある我が家は匂いの出る常温OKな食材のみ、Bear Boxに入れることにして、寝ることになりました。
(結局、翌日事務所の人に聞くと、キャンピングカーの場合は食料は車内に置いておけば大丈夫との事でした。普通車とは違うのですね。)

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2006年08月26日

秋模様のYellowstone

やってきました2回目のYellowstone。一夜明けてやや雲があるものの概ね晴れのYellowstoneの空気は3ヶ月前と何も変わってませんでした(当たり前)。たった二日しか実質滞在出来ないものの、三大国立公園だと聞くYellowstoneにも是非母親を連れてきたいと思ったからでした。今日は晴れ時々曇りの中、Madison→Mammoth→Rosevelt→Rama Valley→HydenValley→Fishing Bridgeというルートにしました。前回は天気に泣かされましたので、今回は予報を考慮し、青空の下の間欠泉Geycerを見るべく、このルートに。

一夜明けたYellowstoneの景色に、一番驚いたのは勿論母でした。夜で昨日は景色が見えなかったので、朝になってみる草原や緩やかな川の流れ、大火事のあと再生しつつある山肌や所々にある熱源の湯気と、日本では見たこともない風景にただただ凄いなぁと言うばかりのようです。北海道にも行ったことがあるので、それと比べるとやはりスケールが違う、言葉では表わしようの無い広さ・景色だと呆然としています。

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始めの見所のMammothでは、テラスマウンテンを見ました。例によってミネルバテラスは枯れてましたが、前回私たちが感動したのはパレットスプリングPallete Springだと判明。今日は水量がやや少ないなと思ったら、どうやらしばらく枯れていたのが、少し前から再び流れだし始めたようで、最上部のPallete
と呼ばれる部分からどんどん水が注がれ、テラスの中に見る見る水が溢れるという場面に出くわしました。このテラスマウンテンは写真で見るよりずっと幻想的で美しいです。

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Mammothで昼食を取った時、子供用にステッカーラリーの用紙を貰いました。各VillageのXanterra系列のGift shopなどでステッカーを4つ以上集めると、何か子供にプレゼントがあるようです。Junior Rangerとは違いますが、子供が喜ぶのでステッカーを集めることにしました。お土産など物色して出発しようとした時、Mammothのレストランんでボヤ騒ぎ。私たちが入っている時でなくて良かった。

Roseveltに移動する途中、前回はコヨーテのリス狩りに出くわした草原を走っていると、草原の色が前回と違って小麦色になっていることに気がつきました。前回は初夏だったので草原は緑。今は8月といえども末だと、草原や森の色は初秋の雰囲気です。気温も若干寒さを感じます。咲く花の種類と数も随分と少ないようでした。

ラマバレーに到着した頃には雲行きが怪しく、前回のような清々しい光景は見れませんでしたが。母はその広さに感動している様子でした。Canyonを経てHydenValleyに着くと、例によってバッファロー渋滞。夕方になっていたからか、今まで見た中でも長めの渋滞になってました。

Fishing BridgeのRV Campgroundは、予約が出来るRV用のFull Hookupとしては、Yellwostoneで唯一でしょうか。到着したのは7時頃。他の国立公園では大きなGrocery Storeがありましたが、Fishing Bridgeも近くのLake Villageも、Grocery Storeは大きくはありませんでした。本当に必要最低限という感じの規
模でした(Lake Villageの方がやや充実)。
夜、結構寒く、シャワーを使おうと思うと、何とキャンピングカーのシャワーはお湯が出ないという事が判明。幸いCampgroundに有料(何故か)のシャワーがあったので事なきを得ましたが、これはどうやら良くあることのようです。ちなみに、暖房器具も特になく、天井には簡単なクーラーしかありません。寒さ対策の防寒具は必須でしょう(特に北に行く場合)。私の場合、家の羽毛布団や毛布を数個持っていきましたが、出来れば寝袋も持って行けば天候の関係で特に寒い日には安心だったと思います。

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2006年08月27日

豪快な間欠泉Beehive

今朝は思った以上に寒かった。Yellowstoneの南東の湖畔は高度が高いので冷え込むのだろう。キャンプの居住性はモーテルよりもテントにずっと近いということを実感する。寝袋を持って来るべきだった。
朝食は月見バーガー。キッチンがあるので起きたら直ぐに作れるのは良いところ。

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今日がもうYellowstone最終日。Lake CountryからGaicer Countryに北周りで行ってMammoth Countryから北へ抜ける。ハイデンバレーに到着。前回とは違って一面の草が茶色掛かっているが、やはり雄大な景色だ。

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道脇にはいつものバッファローの大群に遭遇。如何にもYellowstoneらしいバッファロー渋滞の光景だ。近くで見ると意外と可愛い。

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次に、Canyon CountryのサウスリムにあるArtist pointに行ってみることにした。6月に来た時には行かなかったポイントだ。前回私達が行った急勾配のトレイルを歩くコースは母にはきついのが理由。Artist pointはロウアー滝からは少し遠いが、観光客が多く訪れる万人に見やすいポイントだと言う。行ってみたら、確かにちょっと遠いが構図はここからが一番良かった。絶景である。もし時間が無い人で構図重視でロウアー滝を見たいならここがお勧め。迫力を楽しみたい場合はアンクルトムトレイル(往復で所要2時間ほど必要)が良いだろう。

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その後はGaicer Countryに移動。到着後はOld Faithful Gaicerの噴出時間を確認し、次の噴出までは昼食と土産物で時間をつぶす。前回6月に来た時は曇り空だったが、今日は絶好の青空。間欠泉の背景は青い空になるので美しく見えるだろう。

昼食は改装が済んだOld Faithfulで食べた。前回は改装中で内部を見学出来なかったのでこれが初めて。内部はさすが世界で一番大きなログハウスというだけあり、まるでお城のような吹き抜け空間が圧巻。ログハウスなのに8階建てほどの高さがあるように見える。実際、私達は4回まで上がったが、途中の階段が傾いていることに歴史を感じた。

いよいよ噴出時間15分前というタイミングで観覧席に到着。Old Faithful Gaicerの周りには半円形に座席が配置してある。私達は西端に陣取った。なぜなら風上だったから。Gaicerを風下で見ると水蒸気で何も見えなくなるから風上に座る方がベターなのだ。

しかし、噴出予定時間を過ぎても中々始まらない。5分・10分と過ぎても始まらないので、もう噴出しないんじゃないか?と心配する母。しかしOld Faithfulはその名の通り噴出予定通りに噴出するからFaithful=信頼に値する、と名が付いている。周りの観客もオカシイと思いながらも席を離れられないようだ。
そこに、レンジャーがやってきて数人に何やら説明を始めた。何だろうかと聞きに行ってみると、Beehiveという別の間欠泉が同時に噴出する兆候が見られ、その場合は今回のように噴出が遅れるのだと言う。BeehiveはOld Faithfulと同じかそれ以上の規模の間欠泉だが不定期に噴出するので運が良くないと見れないのだそうだ。これはラッキー。

そうこうする内にOld Faithfulが噴出開始。青空をバックに見る噴出はこれぞYellowstoneのイメージという感じで清々しい絵だ。待たされた分、盛り上がる観客達。

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さらに、Old Faithfulの噴出が終わると多くの人はBeehiveに向かって移動を始めた。私達は子連れなのでその場に残って少し遠めに観察することにした。程なく、何か出来物のような形をしたコーン(間欠泉の噴出口)から噴出が始まった。

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遠くの方にあるが、こちらの方が噴出口が小さいのか噴出に勢いがあり高い。噴出の勢いが凄くて爆音のような音が遠く私達まで聞こえてくる。Beehiveとは蜂の巣という意味のようで、まさしく蜂の大群が飛ぶ羽音のようにも聞こえるのでそんな名前が付いたのだろう。今まで見た中では一番の迫力で、運よく見れて大満足だった。

その後、夕方にかけてMammoth Countryに移動。ちょっと夕立に見舞われながらも、ちょうど動物が活発に動き出す時間帯なので周りを見渡しながら走る。するとちょうど道脇の木陰で雨宿りするエルクを発見。かなり大きく、じっとこちらを見つめていた。

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動物がいると動物渋滞が出来るので、エルクやバッファローなどは簡単に見つけられる。さらに北上してMammoth Countryに着くまでの道はムースがよく出るらしい。ちょうど前の車がノロノロ運転していて、追い越してやろうかどうかと思っていた時、突然前の車が急ブレーキ!と思ったら小熊が道に飛び出してきて走って横切っていった。

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運転席からカメラで慌てて撮影したが早くも少し遠くまで走り抜けてしまっていた。さすが100mを6秒で走ると言われるクマです。一応家族でクマ横切りの瞬間は目撃したが、危うく事故になりそうだった。のろのろ運転の後ろで幸いした。Yellowstoneではゆっくり目に走らないと本当に動物にぶつかりそうだ。クマを見るのはこの1年で3回目(+1回は襲われてますが…)。

その後、夕方頃に北口公園ゲートからYellowstoneを去った。有名なアーチ(国立公園設立を記念して作られたらしい)で記念撮影をし、北に1時間のLivingstonでKOAという民間キャンプ場で宿泊した。

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