いざYellowstoneへ
とうとう出発だ。私は忘れ物が得意なので旅に出る時はいつも何かそわそわするのだが、今回の旅行は何せ55日間もあるので、大切なものは何も家に残さないから逆に安心だ。朝から車に手当たり次第に荷物を車に詰め込んだ。使用頻度の低いものをシビックのトランクの奥に、硬い備品や薬などは出しやすい左右に、嵩張るけど毎日出し入れする衣類などは中央に配置。もっとも使用頻度の高い持ち回りの品や食料・飲みものは車内に持ち込んだ。
昼過ぎ、普段と同じように車をアパートの駐車場から走らせ、I-405というフリーウェイに乗る。いつもと変わらない風景で実感がまったく沸かず、特に感慨深いというわけでもない。直ぐに東行きのI-90に乗り換え、20分ほどでCostco(米大手卸兼スーパー)のあるIsaquaに到着。ホットドックなど昼食を少し買出しをしてさらに東に向かい、Snoqualmieの山々を越える。シアトルに住んで1年になるが、車で東に最も行ったのが、1時間で着くSnoqualmieのスキー場までなので、ここから先は未開の土地だ。日本でもアメリカでも、初めて訪れる土地にはいつもワクワクするので、これから55日間はワクワクしっぱなしだろう。
米国本土の北西の端(アラスカ除く)、ワシントン州を東に走るとコロンビア川をまたぐ。森深いシアトル周辺とはうって変わって、景色はさまざまに変化しはじめる。通過したあたりはちょっとした渓谷風。
コロンビア川はアメリカではミシシッピー川に次ぐ長さで、流量だと1番だと聞いた。北はカナディアンロッキー、南はGreen Riverというグランドキャニオンの北から流れ出す大河がコロンビア川の支流だ。今回初めてみたが、河口(オレゴン州ポートランド)から数百キロ上流にもかかわらず、深くて広い川で迫力がある。
コロンビア川を越えると、ワシントン州第二の都市、Spokaneに続く道は長い直線に変わる。周りの景色は写真のとおり、何処までも牧草地帯。写真はその広大な牧草地帯に水を撒く移動式の噴水機。面白いのはこの機械は円を描くように動き、軸の部分から水を供給している。なので水を撒く範囲は円形となり、牧草地も円形となっている。(GoogleMapで確認したい人はこちら)
Spokaneまでの途中にちょっとした事件が。大体制限速度は65マイル(時速100kmちょっと)のフリーウェイなので、私は俗に「10-15マイルオーバーまでは見逃してもらえる」という説を信じて80マイルほどで走っていたら、やられました。ちょうどSpokaneまでの中間地点あたりで、影に隠れていたパトカーに81マイルで捕まってしまいました。そんなに速度超過しているわけではないのに…旅行初日から捕まるとは幸先悪すぎます。
近づいてきた警官に免許書を見せ、学生だと説明。81マイルだったぞと注意を受けましたが、不幸中の幸いで切符は切られませんでした。運がいいのか悪いのか…
Spokaneに到着したのは夕方6時ぐらい。ここで夕食をとる事にし、町を回ると簡単に日本食の店を発見。「これから内陸に行けばいくほど、きっと日本食が食べられる可能性は低くなる」ということで、迷わず入りました。食べたのはにぎり&うどん定食と鯖の塩焼き定食。やや怪しげな店構えでしたが、内陸の都市でもそれなりに日本食が食べられるのは西海岸/North Westだからでしょうか。
おなかが一杯になったところで、今日の宿泊場所のMontana州Missoulaまで車をさらに走らせます。既に空も暗くなりかけ、走っていると真っ暗になってしまいました。Missoulaに到着したのは10時過ぎ。フリーウェイのすぐそばのモーテルに止まり、寝たのは12時になってました。
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