2006年06月17日

発掘?! Dinosaur NM

今日はRock SpringsからGrand Circleの北端、Green Riverまで移動。途中、Dinosaur NMという場所で発掘されたままの状態の恐竜の化石を見学する予定。

朝はいつもどおり遅めのCheck out。長旅なので睡眠はしっかりとるようにし、無理に早起きはしない。モーテルに朝食がついてなかったので、今日はこの旅行初のファーストフード、マクドナルドに行ってみた。久しぶりに食べたが、何か物足りない。アメリカではバーガーキングを良く見かけるが、こっちの方がもっとボリュームがあって美味しいと思う。感覚がおかしくなっているのだろうか?!
この旅行ではファーストフードにちょくちょくお世話になるはずだ。次は何処に行ってみようかな。

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Rock Springsは岩に囲まれた町だ。昨日はWyoming Basinにビックリしたが、実はRock Springsの景観も今までアメリカで見た景色の中で、もっとも岩だらけの場所だ。町の写真はないが、すぐ近くのFlaming Gorge NRAという場所はこんな感じ。

Flaming Gorge NRA

グランドキャニオンから北に向かって、コロンビアプレートが隆起したユタ・アリゾナ・ニューメキシコ・コロンビア、そしてワイオミングの南端の地帯までやって来たと実感する風景だ。大地の隆起によって裂け目ができ、その後傾いた大地が地層をむき出しにしているのが良く分かる。このような風景を見ると、グランドサークルが近づいてきたなぁとしみじみ思うと共に、Yellowstone周辺とはまったく違う景観に驚くばかり。こういうドライブだと長距離運転していても飽きないし疲れにくいものだ。

走ること2時間弱。お昼過ぎにVernalの町に到着。何を食べようか?と話していたところ、この一週間ほど洋食ばかりだったので「無難な中華で」となり店を探す。中華料理店は本当に何処の町にも大抵1店はあるし、小さな町だとMain.stにあると相場が決まっている。案の定、Vernalの町でもメインストリートを走るとすぐに中華料理店が見つかった。これまた、お昼のメニューは大抵Buffeとなっている。ひとり8ドル程度で好きなだけ食べられるのでまぁお得である。久しぶりのアジアンな味付けにほっと安心。娘もお米だと積極的に食べるので、これからも時々中華料理店のお世話になることだろう。

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ゆっくりとお昼ご飯を食べ、いつの間にかユタ州となった道を、Dinosaur NMまで走る。途中、「ケントデリカットってユタに住んでいるんだよな?」って話になり、無性にどの町に住んでいるのか知りたくなった。(後日調べても現住所は見つからず。どうやらソルトレークっぽいが。)

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Dinosaur NMは、この旅のバイブルと言える「地球の歩き方 ~ アメリカの国立公園」によると「恐竜の化石が見つかった場所をそっくり覆ってある」とあり掲載されている建物の写真がかなり大きいので、てっきり巨大な恐竜の姿をした骨が剥き出しに展示されているのだろうと期待していったのだが、実際は複数の恐竜の骨がむき出しに保存されていて、巨大な恐竜ではなかったのが少し残念。でも、娘がレンジャープログラムに参加して骨を組み立てて恐竜にする作業に参加出来て楽しそうだったので少し楽しめた。

すっかり夕方前となり、Vernalの町で給油して一路Green Riverの町に。結構距離があったのだが、途中の景観を楽しみながら走っているとあっという間だった。特に、Green Riverに着く100キロほど手前から、まさしくアメリカの風景!と思わせる場所を通った。どこまでも続く地平線、ひたすらにまっすぐな地平線、たまにすれ違うほど少ない車、突然隆起して出来たような絶壁の岩山、不毛な大地と少ない緑。たった2日でこの景色の変わりように、妻も思わず「同じく国とは思えない」とつぶやく。アメリカは広大で、まるで幾つもの国がひとつの国に収まったみたいだと良く聞くが、この自然の変化の激しさはまさしくそれを裏付けていると思わせるに十分の迫力を持っていた。

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そして着いたGreen Riverの町は、まるで廃墟ではないか?と思えるほど寂れていた。そしてかなり熱い。人気があるのはモーテルとガソリンスタンドぐらい。レストランも選択の余地が無く、宿泊先のモーテルに併設されている所が一番まともだった。味は見るからにファミレスそのものだった。

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2006年06月18日

ガスキャップ事件

今日はいよいよグランドサークル入りだ。これから3週間掛けてBryce, Zion, Monument Valley, Arches, Mesa Verde, Grand Canyon等を回る。さらにはWhite SandsやCarlsbadまで立ち寄る予定。手始めに今日はGoblin Valleyに寄り道してからCapitol Reefまで行くことにした。

が、いきなり困った事が判明。妻が荷物を車に積んでいると、「ガソリンタンクの蓋が開いているんだけど?」と指摘。驚いたことに、蓋は本当に開いていた。しかもタンクのキャップが無い!しかしタンクのガソリンは減っているわけでは無さそうだ…となると考えられるのは昨日Vernalで給油した時に私がキャップを閉め忘れてそのまま蓋をせずに数百キロも走ってきてしまったという事か…
慌ててどうしたらキャップを手に入れられるのか、車を走らせてもいいものなのか、インターネットで調べたりディーラーに電話したり。単純なミスに呆れる妻の冷たい視線を感じならが、何とかキャップを売っている店を見つけたが、そこまで100キロもある…キャップなしの走行はNot recommendedだが、走るしかなさそうだ。ということで、気分が落ち込んだ状態でCheck outして町を出ようとした時、一見のガソリンスタンドにコンビにが併設されているのを発見。中に入ってみると、自動車用品コーナーがあり、運よくガスキャップが売っているのを発見。しかも我がCIVICにぴったりと装着出来るではないか!
ラッキーなことに、私の不注意によるトラブルは2時間で解決されたのでした。あー良かった…

気を取り直して旅を続ける。Goblin Valleyまでの道はまたどこまでも一直線だ。でも気分の落ち込んだ私を見かねたのか、妻が運転を代わってみようというではないか。喜んで代わってもらい、後部座席で娘と一緒に休むことにした。

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Goblin Valleyは小さな州立公園。有名な国立公園のような凄い景観があるわけではないのだが、Grand Circleに入って間もない私達は、Goblin ValleyのBute(ビュートといって、いわゆるモニュメントバレーのような大きな柱状の岩)を見て大いに感動。そして川や風の流れによる侵食によって硬い部分が残り軟らかい部分が削られて出来た奇岩の数々に驚いてばかり。こんな調子では他の有名な場所に行った時にはどうなるのだろうか。

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お昼はCapitol Reefまでの途中にあるHanksvilleという小さな町のレストランで食べる。
今日はCapitol Reef近くのモーテルに泊まるのだが、翌日は予定ではCapitol Reefで過ごすはずだったが、どうもBryce CanyonやZionの方が見所が多そうということで、今日半日でCapitol Reefを回りきることにした。この国立公園は南北に縦長だが道路は東西にしか走っておらず、半日で見所を抑えることは可能なようだ。

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Capitol Reefに着いたのが3時過ぎ。まだ日は高い。道を進むと、この公園でもっとも有名な岩のひとつ、Capitol Domeが見える。ワシントンDCの議事堂を思わせる形だからこう命名されたのだそうな。道のすぐ脇にありました。

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少し先に進むと、赤茶けた岩肌に先住民族が書いたという不思議な岩絵があった。こういう岩絵のことをPetroglyphesと言い、多くの国立公園で同種の絵が発見されている。中には宇宙人のような絵もあり、不思議な感じだ。

その後、Visitor Centerにて情報収集。実はこの後、Capitol Gorgeというトレイルを歩こうと思い、天気の情報を仕入れにいったのだ。干上がった川底のトレイルで、雨が降れば水がどっと押し寄せる渓谷なので、雨が降った情報がないかどうか確かめる必要があるのだ。自分の頭の上が晴れているから大丈夫とは限らないらしく、数十キロ上流で突発的な雨が降っても乾いた岩の大地に吸収されることなく水が押し寄せる事もあるので十二分に注意要だそうだ。

Capitol Gorgeを歩くのはOKということなので、途中シーニック・ドライブを車で通りトレイルの出発地点まで行く。実は、トレイルよりもそこまで行く車の道が楽しかった。シーニックドライブも特徴ある景観が続くが、その終わりからトレイルの駐車場までの間、1マイル少々の区間がまるで車用のナローズとでも言うべき絶壁の間にある狭い道を車で通るのが面白かった。

トレイルは水が削った渓谷らしく、深くて細い。そのため、風が集約されて時々大きな音と共に吹きぬけるのがやや不気味だ。人もほとんどおらず、我が家以外に2組ほどすれ違ったのみ。トレイルは往復1時間ちょっとぐらいでThe Tankというポイントまで歩いた。名前と地形から、行き止まりになっていて水が溜まる場所をイメージしていたが、全然違いCapitol Domeのような岩だったのでちょっと残念だった。

帰り道、Pioneer signitureなるポイントがあり、何かと思って壁を見上げると、そこには1800年代にこのトレイルを開拓した探検家達の名前や日付が岩に刻まれていた。もちろん、今の私たちが同じ事をすると罰金(数万円)らしいが、当時はそうした景観保護の概念などなかった時代。逆に刻まれた1800年代の日付が歴史を伝えてくれる。

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トレイルを終えるともう日も暮れていた。今日の宿は公園を出てすぐのモーテル。チェックイン後に娘とHot Tab(温水プールのようで少し大きめの風呂程度の大きさ)に入り、併設のレストランで夕食をとった。味はまぁまぁだった。メニューが西部劇っぽくなっていたのが土地柄を感じさせる。

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2006年06月19日

景勝UT-12からBryce Canyonへ

泊まった部屋から見えた景色。朝の澄んだ空気の中、ベランダで撮った一枚。なかなか気持ちが良かった。ちなみに泊まったのはBest Western Capitol Reef Resortでした。

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今日は、Grand Circleの有名国立公園のひとつ、Bryce Canyonまで走る。途中、UT-12という国立シーニックバイウェイという日本の道100選のような景勝ルートを通る。例の「地球の歩き方 ~ アメリカの国立公園」という本では、なかなかのドライブルートだということで楽しみだ。

Torreyの町を出発し、Escalanteを過ぎるまでは高原と呼ぶべき風景が続く。ちょっと前まで荒れ果てた荒野と岩ばかりだったとは思えないほど、緑や白樺の木が生い茂る。これは高度が上がったため、土地の気候が違うからのようだ。きっと水源もどこかの山から伸びているのだろう。
Escalanteを過ぎた辺りからまた景色が変わる。今度は白い岩山がどこまでも続く不思議な光景。今までWyomingから通ってきた道に、こんなに白い岩ばかりの場所はなかった。この白い岩、どこかつるっとしていて歩いてみたくなる。

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写真にあるとおり、岩を削って川が流れている。よく分からないが相当深い渓谷だ。Calf Creekというらしい。UT-12はこの岩山の頂上を伝うように走っていて、車を運転していると両側が崖。まるで空を飛んでいるかのような錯覚を覚える面白い道だ。
途中、景色の良いところで車を停めて写真を通りすがりのイージーライダーなおじさん達に撮ってもらった。気のいい人達で娘をバイクに乗せてくれたりしたので記念撮影。家族はほったらかして、LAから週末ドライブに来ているそうだ。

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Bryce Canyonには夕方5時頃に到着したが、その前にちょっと寄り道。Kodachrome Basinという州立公園が手前にあり、「その色彩の豊かさからコダック社の許可絵を得て同社のフィルム名を公園につけた」と例の本で説明があり、どんな色なんだろう?と気になった我が家はわざわざ料金$7程度を支払って入場。(いつもの国立公園は年間パス$50で車1台で入り放題なので格安なのだ)
しかし、実際は大した色彩ではない。UT-12の方がよっぽどカラフルで変化に富むと言える。あぁ金を払って損したかなぁと思っていたが、Chimney Rockという岩がだだっ広い何もない場所にニョキッと生えているように立っていたのは印象的だった。車で近づくと巨大さにビックリで記念撮影。

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あれこれという間に、Bryce Canyonに到着。公園の入り口の雰囲気が他の公園と違って観光地っぽくお土産やなどが充実している。人気の公園なのだろうという感じだがもっと自然ぽい雰囲気も残して欲しいところだ。

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して真っ先にやったのかCamp Siteの確保。ここもSunset Campgroundは先着順で予約不可なので、空いているだろうと思っていたら結構満杯に近くて驚いた。3回目のCampとなったが、このサイトは木陰が適度にあり、熊の心配もないことから安心して利用できる所だった。

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Lodgeで夕食の予約をし、時間があったので夕暮れに染まるCanyonを見に行こうとInspiration Pointまで行ってみた。駐車場から上がってすぐの場所に展望ポイントがあるが、夕日に染まるHoo Doo(尖塔)の美しさには圧倒された。「Grand Canyonに来たぞ!(実際は全然違う場所ですが)」という気持ちにさせられる絶景である。つまり、自然と岩の芸術作品だ。ここに来るまでの道でも奇岩・奇石は数多く見たが、Bryce Canyonのピンクの尖塔が夕日で赤く染まり、足元は日陰で岩が灰色っぽく見えるそのコントラストは実に美しい。今日は日没直前の時間に行ったが、本当はもう少し前の日が高い時間帯の方がより美しいだろう。日没一時間ちょっと前に明日は来ようと思う。

Bryce Canyon, Inspiration Point

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2006年06月24日

山火事 North Rim

朝はB&Bで出た朝食が美味しくてビックリ。生絞りっぽいオレンジジュースに手作りマフィンとオムレツです。モーテルでは大抵コンチネンタルブレックファスト(シリアル、ベーグル、食パンとジュース・コーヒー程度)しか出ませんが、このB&Bでは暖かい朝食が食べられます。同じ程度の宿泊料金ですから、B&Bも悪くありません。

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今日はZion最後の日。暑かったこの地を離れ、一路東に向かいます。

遅めのチェックアウトをし、昼ご飯をまたN君家族と一緒にZion Lodgeで食べていたら、Zionを出発するのが2時ぐらいになってました。お互いの旅の安全を祈り、N君と別れて東出口からZionを後にしました。ZionからはNorth Rimに向かいます。

North Rimまでは3時間ぐらいと予想していました。道はとても走りやすく、Scenic Driveです。Grand Circleの周辺の主な道の多くはScenic Driveになってるようです。

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途中、KanabとFredoniaを通過し、North Rimに向かっていると何と途中で通行止めになってました。原因は山火事。North Rimへの道は一本しかなく、そこが山火事で通れないのだそうです。N君が3日前に通ろうとしたときは、もっと東で山火事がありNorthRimへの道はOpenだったと聞いていたのですが、どうやらこちらまで広がってしまったようです。

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もう旅行の日程的にNorth Rimに行く余裕は無さそうです。とても残念ですが仕方ないので、次の目的地のPageに向かい、宿を探すことに。
PageはLake Powell Damのほとりにある街で、我が家はそこで旅の途中休憩として長めの滞在を予定していました。Pageでは安めのモーテルを確保。当日だったので、Handicap用の部屋しか空いてないけど泊まれると言うのでそこに決めました。部屋自体はバス・トイレの設備がやや違う以外は特に普通の部屋でした。
途中、明日からの滞在ホテルのLake Powell Resortが見えました。ウォータースポーツを楽しめるリゾート地としてアメリカで有名な所です。とても綺麗そうなので期待が持てます。

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2006年06月25日

グレンキャニオン・ダム見学

朝、久しぶりに町らしい町にやってきたので、買出しです。Pageには何と!Safewayという中堅スーパーがある!!としょうも無いことに驚くほど、ここ2週間ほどまともな規模の町を通ってなかったのでした。Safewayで水や保存食料(ビーフジャーキーやお菓子)、また強くなった日差しに対抗するため強力な日焼け止めなどを獲得。その後、昼ご飯を食べにケンタッキー・フライドチキンへ。如何にもアメリカ的な12ピースのチキンとサラダとコーラーのセット$13程度を購入。一番驚いたのは1/2ガロン≒1.7リットルの炭酸飲料が付いていること。ダイエットペプシを選んだが全くダイエットな気がしない。

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今日はLake Powell ResortにCheck-inする他は特に予定がないので、PageにあるグレンキャニオンダムGlen Canyon Damを見学に行った。ダムは全米最大というわけではないが、その高低さは最大級。元は建設用に掛けられたという国道の橋から見ると中々の迫力です。(画像をクリックすると、ダムの上の人が如何に小さいか分かります)

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このダムには資料館のようなものがあり、そこからダム見学ツアーに参加出来ます。資料館に入るときには、テロ警戒からか空港並みの荷物検査(かばんの中チェックとX線検査)がありました。ツアーに参加するまでの待ち時間に、最近はまっているJunior Rangerのバッチ集めに挑戦。レンジャーになるには大抵無料で貰えるアクティビティブックで絵を描いたり迷路を解いたりする必要があり、娘はこの遊びが結構好きなようでいつも嬉しそうにやってます。終わると本を持ってレンジャーの所に行き、バッチを貰うための宣誓式をしてくれました。手を上げてレンジャーになりますと宣言する娘。その横で、こんな物が展示されてました。Junior Rangerってこんなに多くの場所でやっているのですね。きっと全て集めた人もいるんだろうなぁl。

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ダムを後にし、今日は早めのCheck-in。いつもぎりぎりまで遊び、ホテルでは寝るだけ!という事が多いのでたまにはいいでしょう。
Lake Powell Resortはちょっと前のリゾートホテルという感じの印象。建物はやや古さを感じますが、ロケーションは素晴らしい。ホテルからLake Powellは目の前で、岸辺にはクルーズ船やハウスボートという宿泊用ボートが見えます。このハウスボート、7-10名ぐらいの家族で借りて一週間とか湖面で寝泊りするもの。移動も出来るので無人の荒野を湖に沿って探検も可能だそうで、とても素敵です。いつか泊まってみたい。

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止まった部屋の近くにプールが2つあり、モーテルのプールよりも凝っていて楽しそうです。娘が行きたい!とねだるので午後はプールで水遊びをし、ホテルでゆっくりと早めの夕食を食べ、めずらしく落ち着いた1日でした。

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2006年06月27日

Lake Powellの夜明けと休息日

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起こしても起きない寝坊の妻子を部屋に残し、目が覚めた私は一人で何となく朝日を見にホテルのベランダへ。プールサイドからLake Powellを一望出来る椅子に座り、朝日が出るのをじっと待った。周りにはおばさんが1人座っているだけであまり人がいない。

日の出の瞬間を見るのはこの旅では初めて。周りに何も障害物がなく、空が明るくなると同時に太陽が見えてくるため、まだ暗い中に赤く輝く太陽が見える。手前に見えるボートハウスや湖面に映る太陽の黄金の光がとてもまぶしく、綺麗だった。

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二度寝を楽しみ、遅めのブランチを食べた後に行ったのはホースシューベンドHorseshoe bendという絶景ポイント。PageからUS-89沿いに南へ15分ほど走って看板を頼りに道をはずれると直に簡素な駐車場がある。トイレも何も無いが、車が数台止まっていて、緩やかな丘の向こうへとトレイルが伸びている。このトレイルを歩いて丘を越え、少しするとコロラド川が大地を削った崖が突然目の前に現れる場所がホースシューベンドだ。あまり期待をしていないで見に行ったからか、思った以上に感動。展望ポイントは手すりも何も無いのでちょっと危ないが、その分、迫力がある。コロラド川は緑と青のグラデーションが、コロラド台地の赤い岩肌を削っているので色彩が美しく、丁度馬の蹄のような形の構図になっている。

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トレイルは日中は暑く、足元が砂地で歩きにくい箇所があるので、結構時間が掛かる。町から直という場所だが、飲料水はしっかり持っていった方がいいだろう。

今日も休息日であまり忙しく動き回ったりはしなかった。コロラド川下りのツアーに参加しようと思ったが、スムースウォーターと言って激流下りではないとの事だが、3歳の娘連れなので遠慮しておいた。たまった洗濯物を片付け、ゆっくりと食事をし、今日もプールで娘とはしゃぎ、ホットタブという温水風呂で夕暮れのLake Powellを見ていると、心からリラックス出来る。グランドサークルを回る中でちょっと休息をするには、いいリゾート地だと思う。また来るかどうかは怪しいが、来たらハウスボートに乗ってLake Powellの奥地に行ってみたいものだ。

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2006年06月30日

朝焼けのモニュメントバレーと財布事件

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いつもは朝寝坊の妻が、今日は日の出前に私より早く起きてました。私達のテントとビュートと朝日の間には何も遮る物も人もありません。写真の風景を独占です。この風景はキャンプをしている特権とも言えます。素晴らしい光景で、この55日間の旅では最も印象的な日の出でした。
他のテントのキャンパーもカメラを片手に少し離れた崖の上から日の出を見ていました。誰も大きな声を出さず、興奮もせずにじっと静かに目を凝らして見ていました。ウサギも…

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心に残る風景とはこういうのを言うのでしょう。何と表現して良いやら分かりませんが、他にも写真があるのでそれを見てもらうしか無さそうです。それでも写真が見た人の印象を伝えきってもいません。やはり、この目で見ないことには分からないものというのが、自然にはあります。

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素晴らしい朝を迎え、疲れた体も癒されました。今日は長旅で、Mexican HatやNatural Bridgeを経由して、アーチーズ国立公園Archies NPのあるMoabまで移動します。

しかし、出だしから事件は起きました。朝食を食べた後、モニュメントバレーの素晴らしい景色を楽しみながら移動し、写真などを撮っていたのですが、

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この写真を撮った直ぐ後に、停車していた私達の車の横に、突然ナバホ族の男性が車を停めました。すると、窓を開けて私に向かって「これはお前のか?」と聞いてくるのです。何かと思ってみるとそれは私の財布(!!!)。なんと、私は少し前の場所で写真を取るために下車した際、大事な財布をモニュメントバレーに落っことしてしまっていたのです。

もしこの財布をそのままにして旅を続けていたら大変なことになっていたでしょう。たまたま、運よく人の良いナバホの男性が、時速100km以上で走っている道に落ちている黒い財布を目に留め、それがなにやら間抜けそうなアジア人(私)の物ではないかと推測か免許書の写真で確認したのかどちらかを行い、尚且つ私達がそれほど遠くない場所で脇道に車を停車していてそれを彼が見つけてくれたという偶然。これはもう昨日買ったドリームキャッチャーのおかげとしか考えられません(?!)。

いずれにせよ、感謝しても感謝しきれないこのナバホ(と思われる)の男性のことは一生忘れないでしょう。

九死に一生を得て、気を取り直して再出発です。お昼過ぎにMexican Hatという岩
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があるだけで他は何も無い町で昼ご飯を買い、US-163を北上してUT-261→UT-316へと走ると直ぐにグースネック州立公園Goosenecks State Parkに立ち寄りました。ここはモニュメントバレーからアーチーズ方面に行くときにちょっと立ち寄ってみると面白いかもです。州立公園と言っても駐車場ぐらいしかありませんが、ちょっと休憩がてら、川が大きく蛇行する風景画見れます。個人的には美しさではPage近くのホースシューベンドの方が勝ります(歩くので疲れますが)。

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そのままUT-261に戻って北上すると、モキダグウェイMoqui Dugwayという絶壁を登る少し未舗装の道があります。「地球の歩き方 ~ アメリカの国立公園」という本で紹介されていてとても気になり走ってみましたが、道自体は大したこともなく。ただ、上まで登った後に見る風景は絶景でした。

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さらに北上し、UT-95で東に走るのをちょっと西に走ってナチュラルブリッジ国立公園に立ち寄ってみました。ここはマイナーな国立公園で、その名の通りナチュラルブリッジというアーチ上の岩を見ることが出来ます。アーチーズにもアーチ上の岩が沢山ありますが、その出来方が違うそうです。ナチュラルブリッジは川が蛇行して側壁の岩などを削り、やがて削った部分が川の流れとなってしい大きな穴が開くケースだそうで、写真のように渓谷を流れる川のそばに幾つかアーチがありました。近くまで行くトレイルもありますが、我々は時間が無いので展望台から見るだけにしました。

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アーチーズへモニュメントバレーから行くと、結構遠いです。しかも途中に上記の通りあちこちと立ち寄ったりしているから余計にそうです。この日だけで合計4時間以上は走っていたと思います。Moabまで北上する途中、La Sal Jct.を過ぎた辺りから、アーチーズの自然景観が始まり、途中にはChapel Rock(?)とかいうこんな不思議な岩がありました。よく見ると入り口のような穴が開いていて、その名の通りかつてはその形状から教会として使われていたそうです。

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夜7時ぐらいにはMoab到着。チェックインを済ませて夕食は近くの中華料理店に入りましたが、ここは中々サービスがよくて安めでおいしくて気に入りました。何故か他のテーブルで間違って作ってしまったスープをサービスでくれたりします。

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食事の途中、突然外は台風のような風が吹き荒れ、看板が倒れ砂埃が舞い上がってました。どうやらこの地域も暑くて天気が荒れやすいようです。

モーテルに帰り、何故かプールにウォータースライダーがあったため、娘がせがむので一緒にプールで遊びました。今日は色んな事をやった忙しい一日でした。

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2006年07月17日

全米最高峰のホイットニー山と強風のマンザナール日本人強制収容所跡

灼熱のLos Angelsを抜け出し、昨日の晩は北に1時間半のMojaveまで移動。途中、横殴りの風が強烈でハンドルを取られそうだったが、朝起きてもモーテルの周りは強い風が吹いていた。さらに北上して道路を走っていると、山間に大量の風力発電装置を発見。どうもこのMojaveは風が常時強烈に吹く街のようだ。

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今日の移動は長い。Mojaveから北に6時間は走ってMammoth Lakeまで。途中、全米最高峰のホイットニー山とマンザナール日本人強制収容所跡に立ち寄る。

何も無い砂漠地帯を走る14号線を北上すること3時間。昼過ぎにLone Pineの町に到着。Pizza屋で昼ご飯を食べ、ここからMt. Whitneyへ登山道を上がった。

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(登山道の上の方からLone Pineの町を望む)

登山道を最後まで登りきると、そこはMt. Whitney Portalと呼ばれるホイットニー山へ登るトレイルの出発地点。Lone Pineとは全く気候が違い高原のような場所。綺麗な小川や池があり、別天地だ。

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ここからは全米最高峰というMt.Whitney(標高4421m)が望めるが、特に何があるというわけではないからか人の数は少ない。美しい山というよりは、ノコギリ状の峰だ。標高は富士山よりもはるかに高く、Portalの標高でも2548mもある。

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山を下り、今度はマンザナール日本人強制収容所跡に移動。かの有名な日本人強制収容所の跡地が史跡として保存されている。

マンザナール強制収容所(まんざなーるきょうせいしゅうようじょ、マンザナーとも、Manzanar concentration camp)は、第二次世界大戦中に日系アメリカ人が収容された収容所の一つ。正式名称は「Manzanar War Relocation Center(当時の訳語はマンザナール戦時轉住所)」、現在はマンザナール国定歴史史跡(Manzanar National Historic Site)。マッキンリー山を除く北米大陸の最高峰であるホイットニー山(マンザナール収容所の敷地からも、かろうじて見ることが出来る)を含むシエラネヴァダ山脈のふもと、カリフォルニア州オーエンズヴァレー(デスヴァレーに連なる)に位置し、南はローンパイン、北はインディペンデンスに接する。日系アメリカ人が収容された10の収容所の中で最もよく知られている。「マンザナール」とはスペイン語で「リンゴ園」を意味する。

収容所は最も多くて10,046名を収容した。合計では11,070名が収容された。アメリカ全土で日系人110,000名以上が大統領令9066号によって強制的に抑留され、多くはその財産全てを失った。
Wikipediaから引用


ここは全くの荒野で、砂嵐と強風で冬と夏は人が住める環境ではない。壁の隙間から砂が入ってきて、当時収容された日系人は大変な思いをしたそうだ。

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1985年、レーガン大統領(当時)の時代、国立歴史地区National Histric Siteとして認定。現在の資料館と強制収容所跡の保存が始まった。

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資料館では当時の日系人強制収容に至る経緯と、当時の生活の様子が詳しく説明されている。特にビデオ上映が分かりやすいが、常時上映ではないようなので、やってなければレンジャーにリクエストすると良い。辺鄙な場所にあるからかアメリカ人には人気がないからか、我々以外には2・3人の訪問者がいるだけだった。

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収容所は全米に10箇所ほどあったそうだが、マンザナールはその中でも最大規模で最も名の知れた収容所なのだそうだ。マンザナールでは最大1万人に及ぶ日系人を収容。全米では11万人規模で強制収容が行われたそうだ。

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多くの日系人は財産を没収(中には強制収用前に友人に預けた例もあるらしい)された上に、こんな生活に向かない場所に数年間閉じ込められた。収容された日系人は生活改善のために様々な自主活動やレクリエーションを行い、苦しい生活を力を合わせて乗り越えたそうだ。戦争終了と共に僅かばかりの支援金を元に強制収容所を離れた日系人は、戦後一から立ち上がることになったそうだ。
詳しくはこちら

この事件に関して適切な言葉を私は持たない。感情的でバランスを欠いた意見を口にしてしまいそうだ。それでも思うことはこうした事は強制収容とは違った形で今後も起こらないと保証があるわけではない事、そして二度と起こしてはならない事であり、それは日系人だけの話ではなく、日本に住む日本人が世界の中でどのような扱いを受けるか、これも同じく考えておかなければならない事だろう、とは思う。だからこそ、一方的でないバランスが大切なのだ。
もっと多くの日本人、そしてアメリカ人がLas Vegasだけでなくマンザナールも訪れることを願う。

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(写真はマンザナールで亡くなった人々への慰霊碑。)

マンザナールを跡に、シエラネバダ山脈の東側を北上。今晩の宿はMammoth Lakeというリゾート地。この辺りまで来ると、シエラネバダ山脈から森と草原が広がる美しい土地となる。夕食に食べたサーモンのわさびソースがとても美味しかった。

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2006年07月29日

山火事とRedwoodとクジラ

ReddingはMt.Shastaの近くの町。カリフォルニアとオレゴンの州境はもうすぐだ。西海岸もここまで北上してくると何と無く落ち着くのはNorthWestに雰囲気が似ているから。美しい自然と穏やかな気候に心が安らぐ気がする。

シアトルに帰るにはI-5をただひたすら北上すればいいのだが、実はまだ立ち寄る国立公園がある。今日はReddingから西へ向かい、太平洋までたどり着いてレッドウッド国立公園まで行くのだ。

レッドウッドとは"世界で最も背の高い木"のこと。先日行ったセコイアは"世界で最も(体積の)大きな木"でどちらもカリフォルニアに多い。レッドウッド国立公園は海岸沿いにあり、サンフランからもシアトルからもちょうど中間で不便な場所にあるので、今回を逃すと恐らく来ることはないだろうと思い、立ち寄ることにした。

Reddingから太平洋までは2時間ほどの距離。朝、Check-out後にコーヒーなどを調達し、いざ州道299号を西へと走っていると、ちょうど中間地点辺りでもうもうと立ち上る煙を発見。火事か?と言っていると本当に道のすぐそばで山火事が発生していてビックリ。

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通報しようかどうかと思っていたら、すぐにサイレンを鳴らした消防車が3台ほど現場に向かっていくのとすれ違った。誰かが通報したのだろう。しかし道のそばだから直ぐに発見されたのだろうけど、少し奥まった場所だったら燃え広がるまで発見されず、手遅れになってしまったりするのだろうか。人気の無い場所だったので自然発火だと思うが、それにしてもアメリカの夏は山火事花盛りだ。

昼過ぎに太平洋に突き当たる。そこから州道110号を北上。この道はカリフォルニア・オレゴン両州の太平洋岸をずっと北上している道で、海を見ながらうねうねと曲がりくねっている景勝ルート。レッドウッド国立公園までの道もとても気持ちの良いドライブだった。

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レッドウッド国立公園には3時前に到着。Visitor Centerでガイドを貰い、行く場所を物色。説明を読む限りではあまり惹かれないのだが、手頃そうなレディーバード・ジョンソン・グローブを歩くことにした。
駐車場に着くとレッドウッドが見下ろすように立っていた。

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トレイル自体は平坦で森の中を歩くので、木の高さがあまり実感できず面白くなかった。たぶんセコイアの巨木の方が幹が太いので、見慣れてしまっているから感動が薄れているのだろう。駐車場のレッドウッドが一番印象的だった。

場所を変え、海岸線にあるファーンキャニオンという場所に向かう。ここは海に注ぐ小川の周りの岸壁がツタでびっしり覆われている不思議な光景ということで行ってみた。

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確かにツタでびっしりだ…小さな峡谷だが、こんな感じでどんどん奥に入っていくと狭くなった場所に倒れたレッドウッドが横たわっていてコケがびっしりだったりしてとても変わった場所だった。残念ながらあまり時間もなく娘が昼寝で車で妻が待っているのでそこそこに引き返した。面白い場所だが、そこまで行く道が未舗装で砂埃だらけになったのと、ここだけ国立公園ではなく州立公園で数$程度料金が必要だったので注意。

次に行ったのはコースタルドライブ。その名の通り、海岸線を走る道で絶景らしい。途中、大きなエルクにバッタリ遭遇。あまりの大きさにビックリ!立派な角を生やし、尋常じゃない大きさだ。今までイエローストーンで見てきたエルクの1.5倍は少なくとも大きい。

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これはどう見てもルーズベルトエルクではなかろうか。エルクの中では最大の大きさらしく、一次は州内(カリフォルニア)でわずか15頭まで激減したらしい。ルーズベルトとはかのルーズベルト大統領がシアトル周辺にあるオリンピック半島を視察した時につけられた名前らしい。他のエルクより一際存在感と威厳を感じさせるその姿は、ルーズベルトの何ふさわしいと思わせる。

ルーズベルトエルクを見てご機嫌になりつつ北上。道はレッドウッドの森を抜けて行く。この辺りにはビッグツリーという名のレッドウッドの巨木があるようだが、なるほどここはレッドウッドが密集していて迫力がある場所だ。ずっと先まで道の両側に立ち並ぶレッドウッドの森は、どこか高層ビルが立ち並ぶ様子に似ている。

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道を抜けると、太平洋から吹き付ける風に煽られる森が見えてきた。この道は岸壁のギリギリを削るように作られていて、ちょっと間違うと崖下に落ちてしまいそうな道。北上で右側通行だから西側の太平洋とは対向車線を隔てているので怖くは無いが、逆に南下していたら助手席の人はさぞ肝を冷やすだろう。

そうこうするうちに、ハイブラフ展望台に到着。ここはとても見晴らしがよい場所で、運が良いとクジラも見えるのだそうだ。雲の加減で、水平線が曲がって見え、地球が丸いことを実感。海はやっぱり気持ちがいい!

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隣に老夫婦が居て、何やら双眼鏡で観察していた。何が見えるの?と聞くとクジラが見えるという。

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どこにクジラがいるか分かるだろうか?
小波が岩に打ち付けられて出来る白い部分だと思っていたが、よく見るとクジラが潮を吹いているのだ。それも1頭ではなく5・6頭はいる様子。潮を吹くために海上に出るのは2・3分毎位で、まっすぐにゆっくりと泳ぎつつ浮上してくるので、大体次の場所が予測できる。コククジラという種類のようで、体調14mにもなるらしいが、どうもあまり大きくは見えない。それでも初めてクジラを目にするとちょっと感動。昨年、野生のオルカを船から間近で見たのと同じぐらい感動した。ラッキーだった。

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日が暮れて、沈む夕日がとても綺麗だ。何故か太平洋岸に沈む夕日はいつ見ても綺麗。長旅の感慨ひとしおだからだろうか。
今日はCrescent Cityという港町で宿泊。特に何も無い町の割にはマシなレストランで食事をし、安モーテルに泊まった。

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