2006年07月01日

お勧め!デリケートアーチトレイル

それにしてもArchesも暑い。Zionほどではないにしても結構な暑さだ。昨日の突風と言い、国立公園の天候はどこもダイナミック。今日は一日Archesの見所をまわる予定だが、ちょっと暑いので午前中はゆっくりとMoabで食事とショッピングなどをして過ごす。ブランチに行った北欧風の店のオムレツが美味しかった。

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午後から国立公園へ。Visitor Centerは新設されていて大変綺麗。ここも同じく暑いので、水筒に飲み水を補給したら既に温い水だった。例によってJuniorRangerのActivity bookを貰い、お勧めのトレイル情報などをレンジャーに聞いて出発。まずはウォール街という場所に向かう。
行ってみると、うーん確かに高層ビル群に見えなくはないが…という感じ。それよりも何故このように薄っぺらな岩が出来上がるのだろうかという点が不思議。

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アーチーズは思ったよりも広く、公園入り口(ほぼ1箇所)から北端のデビルズガーデンDevils Gardenまで走ると1時間弱掛かる。ウォール街の次に行ったのは有名なバランスロック。こんな写真の岩なので、見たことがあるかも知れない。

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この岩の下を歩いてぐるっと回るトレイルがあり、そこを歩いてみた。歩いてみると、実はこの岩の写真はある方向から見たときの絵であることが良く分かる。90度違う方向から見ると全く違うシルエットになる。それだと印象が薄いので、皆上記の方向から眺めるというわけだ。トレイルは短く、歩くと道沿いに見学者が回りの石を積み上げてミニバランスロックにしてあってちょっと面白い。

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それにしてもアーチーズの岩は芸術的だ。例えるなら、とても不思議な岩の彫刻がならんだ美術館のよう。穴が開いた岩がこんなに集中して存在するのは世界でもココだけらしいが、そう聞いてみても何となくピンと来なかったが、実際に見るとこの場所が何処とも違うかなり変わった場所だと実感する。

次に行ったのはノースウィンドという大きな岩に空いた大きな穴。写真に写る人の大きさと比べると分かるがかなりデカイ。この穴の中まで歩いて登れるので行ってみたら、気持ちの良い風が吹いていて前後にはArchesを見渡せるポイントで、気分爽快だった。

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この後、かなり暑くて疲れて来たので、水分を補給しつつ車で公園北端のDevils Gardenまで移動。明後日のキャンプ予定地を下調べ。綺麗なサイトで過ごしやすそうだったが、この暑さと旅の予定を変更するかどうかの判断から、ここに泊まるかどうかは明後日当日に決めることに。Devils Gardenにはランドスケープアーチという薄くて細長い岩のアーチがあるが、午前中の見学がベターということで明日に。今日の夕方はデリケートアーチのトレイルを歩くことにした。

「このトレイルを歩かなければアーチーズに来たと言えない」とバイブル本で断言されているトレイル。歩くだけで往復2時間のトレイルを夕暮れ前に出発し、デリケートアーチが夕日に染まるのを見るのがベストらしいが、3歳児連れの我が家は娘の疲れ具合や夕食と就寝の都合を考えて夕暮れ時にはトレイルを終えて帰路に着くことにした。

出発したのは4時頃。Zionでの反省からたっぷりの飲料水とチョコレートやビーフジャーキーなどの保存食を持って出発。このトレイルはなだらかな坂になっている岩肌の斜面を黙々と登る30分余りの区間が一番キツイ。超えたと思ったらまだ続くトレイルに嫌気がさすが、そこを超えるとトレイルは大きな岩壁を右手にしながら、左は崖(特に危なくは無い)の右曲がりの道を歩く。そして右手の壁が切れた後、突然デリケートアーチが眼前に姿を現すという心憎いルート設定になっている。

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まず、その大きさに驚かされ、思いのほかきつかったトレイルの疲れも吹っ飛ぶ。私たちが着いた時はたまたま先客が数名しかおらず、この岩の芸術を独り占めしているような気分になった。娘を担ぎっぱなしで1時間20分ほど歩いたのでヘトヘトとなり、しばらく水分とカロリーを補給しながらボーっと見つめていた。風も無かったので、ほとんど音のない空間で、夕焼けには染まってはいなかったが快晴の青空にくっきりと映えるアーチは想像以上に美しかった。
デリケートアーチは、手が触れる場所まで歩いて行く事が出来る。近くに行っても、触るという発想が起きないほど美しく、歩いていって色んなポーズ(?)を取りながら写真を撮ったりして30分以上過ごした。
帰りは下りばかりなので半分の時間で戻った。往復2時間の距離だが、暑さとずっと続く坂道で、予想外に疲れた。多分長旅の疲れもあったのだろう。

夜は疲れた体にはアジア料理ということで昨日と同じ中華料理。今日は野菜中心のメニューであっさり行ったが、白菜と干しえびのあんかけがとても美味しかった。
思った以上の美しさと、アクセスの悪さから意外と行った人が少ない国立公園であることから、アーチーズは私の中ではかなりお勧めな場所となった。やはり「デリケートアーチを見ずしてはアーチーズの半分も見たことにならない」と言えそう。明日も楽しみだ。

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2006年07月02日

キャニオンランズからの脱出

午前中に歩くのが良いというアドバイスも、我が家の寝坊癖の前には何の役にも立たない。おにぎりを作ったりしたのもあるが、国立公園+トレイルの旅に十分な休息は必要不可欠なのだ(いや本気で)。相変わらず遅めのCheck-outで10時に出発。まずはDevils GardenのランドスケープアーチLandscape Archを見に行く。

Devils Gardenは公園最北にあるので、行くだけで1時間ほど掛かる。11時頃に何とかトレイルを歩き出した。Landscape Archに行くまでに、途中道を少し外れて別の見所(岩に空いた穴ばかりだが)を見て歩く。何故か今日は娘がとても歩きたがるので、炎天下の中ゆっくりと歩を進める。途中、テキサスで日本企業の現地研究者として働いているという人と出会う。テキサスから車でグランドサークルまで来て国立公園を回っているのだそうだ。同じく幼児連れ。こういう在米日本人家族って良くあるパターンなのだろうなぁ。

ゆっくり歩くこと1時間半。炎天下なので逆に疲れたが無事にLandscape Archに辿りついた。一番近い展望ポイントまで行って下から見る感じにしないと、写真のようには見えない。このアーチの興味深いところは、近年その中心から少し左の部分が暑さ数m、幅十数mにも渡って剥落したという事です。その決定的瞬間はVisitor Centerのビデオで見れますが、このアーチはいつ無くなってしまっても不思議ではないのだそうです。ひょっとしたら私が次に来る時(あるのか?)には無くなっているかも知れない。そう思うと特別な気持ちで見ることが出来ます。皆さんもなるべくお早めに。

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さて、主な見所は見終えてしまいました。まだファイリーファーニスという許可なしでは歩けない迷路のような岩石郡とか、普通車では通常通れ無いダート道とかもありますが、子連れではココまでです。

ここで、今日は本来キャンプの予定でしたが、キャンプを中止してモーテル泊まりにし、午後からは隣のキャニオンランズを見に行くことにしました。実は、この旅行では南はグランドキャニオンのサウスリム辺りまでしか行かない予定でしたが、旅の途中でN君に会ってカールスバットに行ったという話を聞いてから、その強行日程ぶりから一度は諦めたカールスバットへの興味が再燃。なんとかサウスリムに着く日は変えずに、行けるように予定を変更したのでした。
キャニオン・デ・シェイやフォーコーナーズや化石の森を諦め、代わりにカールスバット(コウモリ洞窟)とホワイトサンズ(純白の砂漠)とサワロ(サボテンの森)に行くことにしたので、その為にはアーチーズでのキャンプを諦め、キャニオンランズは今日中に行ってしまう必要があるのでした。

キャンプするにはややお疲れの妻も、コウモリ洞窟には興味は無いが貴方は言い出したら聞かないからということで何とか了解。夕方前にキャニオンランズに向かいました。出来ればアイランド・イン・ザ・スカイという絶景ポイントまで見て回るつもり、でした…

ここで、私はやらかしてしまいました。キャニオンランズに入って坂を上って行く途中、残りのガスがとても少ないことに気がついたのです。Visitor Centerにも残念ながら給油所はありませんでした。時間はもう夕方で、戻って給油していてはもうキャニオンランズを見て回るチャンスはありません。
国立公園でガス欠になり夜を迎えるなんて最低です。そんな状況には陥りたくないと思いつつ、ガソリンの減りを見ながら速度を落としてノロノロ運転(省エネ運転のつもり)で進むことにしました。ガソリンは何とか持つだろう…と。

途中の展望台から見た風景。あまりに巨大な峡谷に驚き。真ん中に一本続くダート道はオフロード車が国立公園を横切るときのために設置されている。

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何とかグリーンリバー展望台まで到着。ハエが多いことを覗けば展望台からの景色は圧巻でした。

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さて帰ろう!と車を動かすと直ぐに給油ランプがついてしまいました。やばいと思いつつも、これで帰るしかありません。幸い帰りは下り道。少しでも省エネ運転でと思って、途中一直線の坂道ではギアをニュートラルにしたりとごまかしながらの運転で、何とか無事に帰って来れました。やれやれ。もしガス欠になったら一生笑われたことでしょう。
キャニオンランズにはオフロードのメッカだというニードルズとか迷宮のようなその名もメイズと場所があるらしいのですが、あまり見れなくてちょっと残念でした。

夕食は三度同じ中華料理屋で。今日は赤いあんかけ(?)チキンをサービスしてくれました。同じサーバーのおっちゃんでしたが、ひょっとしてこの人がミスオーダーばかりするのでしょうか??

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宿はMontecelloのモーテルに。到着するとプールに行きたがる娘と一緒に9時頃(遅!)に遊びに行きました。何故か洗濯機のような細かい泡が出るジャグジーがあり、娘はそれを気に入ってしまって長めに遊んでしまいました。夜の9時から遊び始めて1時間程度。結局寝たのは12時前になってました。

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