2006年07月21日

巨木セコイアの森 

テントで寝ると、真夜中に色んな動物の遠吠えが聞こえるのが定番。Yellow stoneと同じく動物(特に熊)が多いヨセミテでのキャンプでも、狼ではないと思うが、やはりコヨーテか犬か何かの動物が吼えていた。朝方の冷え込みはYellow stoneほどではなかったが、やはり旅の疲れが出てきたのか、起きた時に体が重く感じた。

今日は結構忙しい。実はヨセミテから4時間ほど南にあるセコイア・キングスキャニオン国立公園に行く予定にしていたのだ。しかも夜はセコイアの森でキャンプ。この旅でもっとも疲れる日になるであろう。

朝食をYosemite Lodgeで食べた後、昨日は悪天候に見舞われたGlacier Pointにもう一度向かう。今日は良い天気なので雨ということはなかろう。昨日のようなトラブルもなく、無事にポイントについた。

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Glacier Pointからの眺めは、これぞヨセミテ!と呼べる迫力だった。真正面にハーフドームが見え、右手には2つの大きな滝(ネバダ滝とバーナル滝)が音を立てて流れ落ち、足元に落ち込む絶壁の裾野にはヨセミテバレーが見下ろせ、左手にはヨセミテ滝も見える。川が削ったグランドキャニオン周辺の峡谷とは違い、ヨセミテバレーは氷河が削って出来た峡谷なので、まるで何かで削り落としたかのような岩の形になっている。ハーフドームも写真で見るよりずっと迫力がある。娘も思わず(?)見とれてしまったようだ。

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ここからは、パノラマトレイルと言って、右手にぐるっと迂回してバレーを望みながらネバダ滝を回ってバレーに降りていくコースがあり、8時間ぐらい掛かりそうだが歩いてみたいと妻に言ったら反対された。また、ハーフドームの上に上る往復12時間ぐらい掛かるトレイルがあり、実際にGlacier Pointの望遠鏡でハーフドームの頂上を見ると、なんと岩の端に20名程度の人が確認できた。日の出前に出発して、昼頃に頂上に到着するのだそうだ。あの絶壁をのぼるのではなく、裏手から上るルートがあるそうだ。このトレイルも、ファントムランチへのトレイルと同様、一生に一度で良いから行ってみたいものだ。将来娘が一緒に登ってくれたりしないだろうか?

Glacier Pointの次はセコイア国立公園へ移動。昼ごはんを途中で食べ、お腹いっぱいになって眠くなった妻子を後部座席に乗せ、私は4時間のドライブとなった。CA-41を南下、途中の景色は夏のカリフォルニアらしく、枯れた草原(これをゴールデンカラーと言って愛でなければならないらしい)につつまれたなだらかな丘陵地帯を走る。

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FresnoでCA-180に乗り換え、東に進むと突然CA-180は道が途切れ、普通の地道に乗り換えてさらに東に走る。ちょっと道に迷って30分ほどロスしたものの、何とか4時間強でセコイア国立公園に到着した。

公園の入り口に、枯れて倒れてしまったセコイアの巨木があったが、さらにキャンプ場に向かう途中、道のそばに突然現れたセコイアの巨木に思わずびっくり。初めて見るときっと誰しも感動します。2年前に始めてサンフランシスコの町にある公園でみたレッドウッドの高さにもびっくりしましたが、セコイアの巨木は幹周りの大きさがレッドウッドの比ではありません。しかもレッドウッド並みに背が高い。これは思っていた以上に楽しめそうです。

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今日はキャンプ場まで行ってテントを張り、遅めの食事を近くのホテル(Wuksachi Lodge)で食べました。中々美味しかったです。

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テントサイトはセコイアではないけれど背の高い木々に囲まれていました。明日は巨木の世界にどっぷり浸ろうと思います。

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2006年07月22日

シャーマン将軍とグラント将軍

この旅行で最後のキャンプが終わりました。特に感動があるというわけではなく、むしろ二日連続のキャンプ(しかも移動4時間+設営)に体は結構疲れました。朝食はテント脇のテーブルでインスタント味噌汁やパンや即席麺などあるもので済ませてしまうあたり、長旅ゆえの質素さが滲み出ています。隣で寝泊りしていた家族が娘にお菓子をくれたので、お返しにこちらも日本のスナック菓子を。おフランスから来たように見えるお上品な家族でした。

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今日は巨木巡りです。セコイアの木は実はヨセミテ国立公園のマリポサグローブという場所にもあるそうですが、世界一の大きさ(体積)のセコイアの巨木はセコイア国立公園にある「シャーマン将軍の木」という木だそうです。そう聞くと折角だからと少し不便な場所にあってもやってきてしまう私です。

泊まったのはロッジポールというキャンプ場。ちょうどセコイア国立公園の中心辺りです。そこから15分も走ると、シャーマン将軍の木のあるトレイルの駐車場に到着。思ったより多くの人が来ていて少し意外でした。

トレイルはなだらかな下りが続く良く舗装された道です。とても歩きやすいのですが、疲れが溜まっている私たちには少ししんどく感じました。ちょっと休憩と思って立ち止まっていると、シャーマン将軍の木が木々の間から見えました。

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まだ木に隠れているのと、距離があるのでその巨大さはハッキリと感じられませんが、周りの普通の木や木の根元にいる人の大きさを見れば、相当大きなことが分かります。やはり一番近くまで行って見たいと思い、ちょっと機嫌が悪い娘をあやしながらさらに坂を下りました。

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大きすぎて写真に全く納まりません。左の写真は根元ですが、人の大きさは根元に白く穴の見える部分ぐらいでしょうか。20人ぐらいが手をつないでも、ぐるりと一周出来るかどうか分からないぐらいの太さです。右の写真は何とか全景を写真に収めたいと思って撮ったもの。根元に見える人が米粒のようです。
あまりにも大きすぎて、もう木だという感覚で見ることが出来なくなります。この巨木が、地球上で最も大きな生物(植物)だということで、なんとなくご利益がありそうな気になるのは日本人的な感覚でしょうか。

昼時にジャイアントフォレスト博物館に行ってご飯を食べようと思ったのですが、ここは何も無いことが判明。仕方が無いので手持ちの食料で上を凌ぎました。
セコイア国立公園の見所は他にもあります。シャーマン将軍の木の少し南にあるトンネルログという木をくり抜いてトンネルにしてあるポイントなどが有名。私もお約束で通っておきました。皆同じことをするので付近はちょっと渋滞になってました。

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この辺りの道は、脇にセコイアの巨木だらけなので、ちょっと脇に車を止めて辺りを見ると、巨大な松ぼっくりを発見できます。1.5Lのペットボトルぐらいの大きさがあるので、なるほど巨木の松ぼっくりは只者では(?)ありません。娘の背の半分ぐらいあるので本当にデカイ!です。

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帰り道、園内で三番目に大きいというグラント将軍の木にも寄ってみました。この木はクリスマスイベントで装飾されるそうで、アメリカのクリスマスツリーと言われているそうです。形は三角形ではないですが、どんな風に飾られるのか一度見て見たいものです。

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どこもかしこも巨木だらけ。ところどころ立ち枯れて倒れたセコイアの木があり、ちょっと登ってみたりしました。娘が登りたいとせがむので…

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もう十分巨木を見たと言うものの、恐らくこの公園には二度と来ないだろうと思うとなんとなく名残惜しかったです。夕方には公園を出発し、Fresnoで夕食を食べるました。それにしてもFresnoは暑い!! Las Vegasの次ぐらいに暑くて驚きました。カリフォルニアと言っても、内陸の町は乾燥砂漠の真っ只中なので、暑くて当たり前なのでしょうか。泊まったモーテルと夕食の中華がクオリティが低くてさっさと不貞寝してしまいました。

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