2005年09月06日

Camp at Silverlake

遅めの起床で休養はたっぷり。多めの朝食を取り出発は10時となりました。今日はMt.St.Helensに向かいます。がしかし、時間が少しあるので、Mt.Rainierの見所をいくつか回って行こう思い、Reflection LakeとNarada Fallsへ。

Reflection LakeはParadiseから車で10分ぐらい先に行ったところにあります。途中またもやMarmotなどに遭遇しつつ、妻に運転を交代してみつつ(怖いので5分で終了)、Reflection Lakeに到着。ここは湖面にMt.Rainierが写り、逆さ富士のようになるというのです。実際に到着してみると、駐車場から写る湖面は波立っていてそうは見えません。それでも諦めずに湖面が波立っていない場所があるのでそこへ近づくと、まさしく逆さRainier!思い通りの絵に満足です。次は公園から帰る岐路にあるNarada Fallです。これもParadiseから10分程度で到着。駐車場から歩いて直ぐで滝を真正面から見えます。この滝では滝つぼが無く、虹が掛かっているのですが、私たちが行った時も虹が掛かってました。写真に撮ろうと思ったのですが、近くて中々収まりきりませんでした。

そうこうしている内に、もう11時過ぎぐらいになり、一路Mt.St.Helensに向かう事にしました。予想では、1時間半ぐらいでSilverLake湖畔のVisitor Centerに到着し、さらに1時間でMt.St.Helensに到着するはず。
…でしたが、アメリカの道を舐めては行けません。ほとんど信号はないのでノンストップで走り、平均時速100kmぐらいで走っても、行けども行けども中々着きません。途中、Mortonという町でInternet Cafeもどきに寄ったり(日本からは初利用だったらしく世界地図にピンをたてられました)、Subwayで昼食を取ったり、のろのろした車のせいで30分は徐行を強いられたりしましたが、結局SilverLakeについたのは2時半過ぎでした。実は今日は唯一Campの日で、慣れない夕食の用意などをすることを考えると、あまり遅くに帰って来ると大変だということで、Mt.St.Helensに行くのを明日にして、もうCampにすることにしました。

Camp SiteはSeaquest State Parkに予約をしてあり(Webから出来るので大変便利。ブックマーク参照)、車でSiteまで乗り付けられます。さすがアメリカ、車中心です。Campに慣れてない我々は、Parkをを車で巡回偵察。Siteは100程のSiteがあり、電気・水道が完備されたSiteの多くはCamping carが乗り付けてました。Park全体をかなり背の高いダグラス・ファーという木に囲まれているので、日中でも随分涼しげです。夜が寒いのじゃないかと心配です。

早速夕食の用意です。がしかし、いきなり木炭に火がつきません。うーん着火剤不要のタイプを買ったつもりでしたがそうではなかったようで、慌てて近くのGas stationに買いに行きました。またBBQする場所が思った以上に大きく、持ってきた木炭を全て使わないと十分な火にならないということで大量に使ったのですが、後から考えれば石か砂で上げ底してからやれば良かったです。まぁ、今後もCampする予定なので勉強になりました。
持ってきた肉やカレーは何とか食べられる状態にまでなり、一応満腹に。しかし、食べ終わった時はもう8時過ぎで真っ暗になってました。Mt.St.Helensに行かなくて良かった…夜は想像以上に寒くて大変でした。さすが樺太と同じ緯度のシアトル。でも懲りずに今度は砂漠とか海でキャンプしてみたいと思います。
(テントの外のテーブルにて記す)

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2005年09月07日

Mt.St.HelensとKalaloch Lodge

寒くてよく寝れなかった割には朝寝坊で、9時過ぎにキャンプ場を後にした3日目。今日はMt.St.Helensに行った後、400km弱ほど北西へ移動するので大変です。まずはSilver LakeにあるMt.St.HelensのVisitor Centerでシアターと火山活動の資料を拝見。Mt.Rainierで国立公園の年間パス(50$/車)を買ったのですが、Mt.St.HelensはNational ParkではなくNational Monumentなので、入場料が必要です。この入場料を払えば、Visitor Centerや展望台が1日利用できます(6$/人)。
Silver Lake Visitor CenterではHelensのみならず、北カリフォルニアからカナダまで続くカスケード山脈の7つの火山について説明があります。驚いたのは1980年に噴火したHelensの数百倍の噴火規模だったと言われる火山が、オレゴン州の南部にあるクレーターレイクのMAZAMA山だという事です。Helensの噴火でも降り注いだ灰は東海岸まで届き、偏西風に影響しその年の日本を冷夏にしたと言われるそうですので、その数百倍の噴火の後と言われるクレーター・レイクも是非見てみたいと思いました。

Visitor Centerを後にし、一路Helensまで車を走らせること1時間。Johnston Ridge Obserbatoryに到着です。途中のドライブコースは徐々に近づくHelensと様子を変える山・川・森が大変見ごたえがあり、幾つかある展望台ではJohnston Ridgeが一番だというのに納得です。Johnston Ridge Observatoryにもシアターがあり、こちらでは1980年の噴火の解説が日本語解説付きで見れます。このシアターの方がSilver Lake Visitor Centerよりも良かったので、行かれる方は是非見ましょう。

到着したHelensを見ると、この3月に出来たばかりの溶岩ドームから水蒸気のようなものを上げており、出来立てホヤホヤである事を伺わせています。展望台からの眺めは「まるで月面」と聞いていたのですが、私にはむしろ「Lord of The Ringのゴンドールってこんな感じ」かと思わせました。

Helensを後にしたのが2時半頃。今日はそこから一気にオリンピック半島の大西洋側Kalalochまで移動です。これがこの旅行で最も長いドライブとなりました。アメリカの道はとにかく長くて真っ直ぐです。普通の道でも時速100kmは簡単に出してしまいます。いかにもアメリカの田舎と思える道をぶっ飛ばし、windshield(フロントガラスのこと) にぶつかって次々と死ぬ虫たちをwiper(これは同じ)で拭いつつ、400kmの距離を3時間半ほどで走り抜いてKalaloch Lodgeに到着。(途中100kmオーバーで走行中にブラックベアの小熊に出会ったのですが写真に撮る間もなく逃げられて残念でした。)

太平洋に面したKalaloch Lodgeに到着したのは丁度夕日が沈む頃。Check-inと夕食の予約を済ませて部屋に荷物を置き、少し休んだあとカメラを持ってLodgeのBeachへ家族と行きました。沈む夕日が照らす遠浅の海岸。キメが細かく強い風によって風紋を描く砂浜。夕日が沈む丁度その場所に置かれたテラス。海岸に群れる海鳥の群れ。オリンピック山脈から流れ出された大木が太平洋によって洗われて打ち上げられた流木。それら全てが同じ太平洋に面している日本の趣とは全く違った風情を醸し出しており、Lodgeはそれら全てを最大限シンプルに楽しめるように作られていて、非常に好感が持てるお勧めな宿でした。個人的に今回の旅で一番気持ちの良かった時と場所で、今度は連泊でまた来てみたいと夫婦ともども思ったのでした。


美味しい夕食を食べて疲れたのでおとなしく就寝。Campの翌日のベットの寝心地は格別でした。
(Kalaloch Lodgeのソファーにて記す)

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